特に期待したわけではありませんが、ユアン・マクレガーと来た日にゃ見るべきでしょうと出掛けたのですが、「なんだこりゃ!?」と思わず笑ってしまいました。
砂漠の国イエメンで、鮭釣りがしたい──そんなバカげた仕事を依頼された水産学者のジョーンズ博士(エミリー・ブラント)。不可能!と一蹴したものの、英国外務省も中東との緊張緩和のために支援を決定、首相まで巻き込んで荒唐無稽な企画が立派な国家プロジェクトに急展開!果たして、マトモな大人ならとっくに諦める、ムチャな夢物語の行方は──?(公式サイト)
…なんて話からして多くを期待したわけではありませんが、それにしてもオーソドックスすぎるというか、生真面目というか、今どきこれはさすがに陳腐でしょう。
コメディにしようかヒューマンドラマにしようか迷ったんでしょうか? 始まって30分ほどは、内容はともかくコメディタッチでテンポもあって結構見られたんですが、ジョーンズと妻の間のすきま風やハエミリー・ブラントは残念ながらミスキャストですね。
まあ何はともかく、たまにはこういう映画も良いもんです(笑)。