マッドになりきれないハイジ、パロディにもならずにパクリで終わる…
タイトルからしてバリバリのB級ねらいです。こういうセンスの映画には意外と掘り出...
原題は「Little Kingdom(小さな王国)」、邦題に惑わされず見れば寓話的か、コメディか…
えらく情緒的なタイトルである上にメインビジュ...
こんな話を書けるのは、2023年現在の日本の社会環境においては女性しかいません(笑)。
特に期待を持ってというわけでもなく、広瀬すずさん、久しぶ...
概念と表層で戯れる…
「ミヒャエル・ハネケ監督に師事したC.B. Yi監督」の宣伝文句でポチッです。若い監督かと思いましたら、意外にも1976年...
チャニング・テイタムとKylie Sheaのデュエットは見応えあるが…
久しぶりのスティーブン・ソダーバーグ監督です。「コンテイジョン」以来です...
畑芽育さんで若干救われていますが、つじつま合わせの脚本が難
この「森の中のレストラン」が長編デビュー作の泉原航一監督、「ゲートキーパー」という言...
もっと超越した映画を。
「月刊「根本宗子」」という本人名を劇団名にしている劇作家、演出家、脚本家、女優の根本宗子さんの舞台作品の映画化です。映画...
原作漫画を絵コンテにそのまま撮ったようだ
平庫ワカ著『マイ・ブロークン・マリコ』という漫画が原作です。タナダユキ監督、向井康介脚本ということで見...
即興性とドラマ性のバランスの良さ
ギヨーム・ブラック監督の最新作、といっても2020年の映画「みんなのヴァカンス」です。あわせて特集上映というこ...
1階は性衝動、2階は苦悩、3階は抑圧、そして開放
「息子の部屋」「ローマ法王の休日」「母よ」のナンニ・モレッティ監督です。昨年2021年のカンヌ...
プラハの春の時代の宗教物語、あるいは脱宗教か?
1967年製作のチェコスロバキア(現在はチェコ共和国)の映画です。監督はフランチシェク・ヴラーチ...
悪魔的な暴力が観念的な描写で多くは伝わらず
映画には見る側にある一定程度の共通する現実意識がないとその良さが伝わってこないものがありますが、この...
サリンジャーと過ごしたジョアンナ・ラコフさんの日々
作家になることを目指す20代の女性がニューヨークの老舗出版エージェンシーのカリスマ上司の元で...
難民問題というよりも17歳サーリャの絶望の物語
日本で2020年に難民と認められたのは、難民申請した3,936人のうちわずか47人です(出入国在...
先進国による途上国への労働搾取と男性による女性差別
初めてバングラディシュの映画を見ました。ただ、この映画はバングラディシュ国内の制作環境で撮ら...
ジェシカも話も現実的なのに物語は不可解な映画
「ブンミおじさんの森」以来のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督です。相変わらずの誘眠(催眠)映画...
深層なき愛憎うずまく青春音楽物語かな
塩田明彦監督の映画を初めて見ました。すごいですね。先が読めないですし、その先はと言えばとんでもないことのほ...
面白い!沖縄コザ舞台のタイムスリップ&入れ替わり映画
これ、むちゃくちゃ面白いですし、泣けますし、感じますし、つくりもうまいです(多分、結果とし...
批評性のない社会派映画は見ていてつらい
久しぶりに後味の悪い映画を見ました。いや、後味だけではなく中味(そんなものはないから途中の味?)もです。...
カーワ、覚醒す。乾いた戦争映画のリアル戦争映画のジャンルに入るんだろうとは思いますが、ちょっと違った感じの映画です。こうした戦争映画で面白いというのもな...