よくできた再現ドラマで終わらないために…
ドナルド・トランプが大統領に選ばれた選挙(2016年…)にロシアが介入したのではないかという報道は記憶...
男の意地の後始末をするのは、あるいは、させられるのは女の意地…
スペインのロドリゴ・ソロゴイェン監督です。前作の「おもかげ」を見たとばかり思って...
オペラの映画化で一番やってはいけないパターン
この映画の配給会社は映画の内容を偽って売ろうとしているんじゃないかと思っちゃいますね。不当表示に引...
リチャード三世は駐車場の「R」の下に眠っていた…
悪人ほど魅力的というのは映画や演劇の中だけの話だと思いますが、イングランド王リチャード三世もそ...
アクション映画としてはダメだけれど、綾瀬はるかさんひとりでもつ映画…
綾瀬はるかさんは、「海街diary」、それも DVD で見ただけですが、台...
新人俳優ジュリー・ルドリューがノンバイナリー的存在感を放つニューシネマ
クロスビトゥームという、バイクの前輪を上げて走るなどアクロバティックな乗...
親子共依存にさせない社会環境が求められるのだが…
子どもに対する虐待やネグレクトを題材にした映画は結構見ていますが、その実相を知っているかと言わ...
ポルノスターは社会の底辺で永遠の夢を見る…
「タンジェリン」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のショーン・ベイカー監督、一昨年2021年のカ...
基本的テーマの重要性とは不釣り合いな雑なつくりの映画…
介護士の殺人という内容が内容なだけに、それにその介護士を演じるのが松山ケンイチさんですの...
脚本と監督にレッドカード…
主演の朝比奈彩さんも、監督の雑賀俊朗さんも、名前を見るのも聞くのも初めてという映画です。ボクシング映画という点にひか...
人口の2倍の羊がいるアイスランドじゃないとわからない…
アイスランド映画です。監督のヴァルディミール・ヨハンソンさんは1978年生まれですので4...
奇妙なシナリオとあまりに現実的な俳優たち、残る虚しさ
深田晃司監督の「LOVE LIFE」、現在開催されているヴェネチア映画祭のコンペティション...
時代の波に抗うことの意味を問う
監督のアレックス・カミレーリさんは本人が生まれる前に両親がアメリカに移住したマルタ系アメリカ人です。ですので、お...
PTAアンダーソン監督自身のカリフォルニア・ドリーミング
ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作「リコリス・ピザ」、今年3月のアカデミー賞に...
文の非実在感は女の妄想か
2020年の本屋大賞の凪良ゆう著『流浪の月』の映画化です。主演は広瀬すずさんと松坂桃李さん、共演は横浜流星さん、多部未...
シュールな近未来か?アンチテクノロジーか?
予告編からはもっとシュールな映画を想像していたのですが、思いのほか感傷的で叙情的な映画でした。
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三つの時空の融合が中途半端で惜しい
率直なところ、始まって1/3あたりまではあまりの素人臭さに(感じたということでペコリ)なぜこれが劇場公開?と...
1960年代のロンドンへの郷愁と悪夢の事実
映画を見る際には必ず監督をチェックします。エドガー・ライト監督ってなにか見たことあるかな? と過去の...
プロメテウス、サシャ・シュナイダーまではわかったけど…最も苦手な映画を見てしまいました(笑)。
評判だったらしい同じロバート・エガース監督の「ウィッチ」...
アメリカの真実が真実とは言えない「ラスト・フル・メジャー」という言葉は、リンカーン大統領の言葉としてよく引用される「人民の、人民による、人民のための政治...