よく読まれている記事

オールド・フォックス 11歳の選択

2024.06.19

あ行,

よく練られたシナリオだが、やや盛り込み過ぎか…「ホウ・シャオシェンが製作総指揮を務め、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ」シャオ・ヤーチュアン監督と日本の公式サイトに紹介されています。2012年に「台北カフェ・ストーリー」という映画が日本でも公開されています。オールド・フォックス 11歳の選択 / 監督:シャオ・ヤーチュエン...

蛇の道

2024.06.14

は行,

はたしてこの映画でフランスでの黒沢清監督の評価の高さを感じられるか…1998年の黒沢清監督自身による「蛇の道」のセルフリメイクなんですね。知りませんでした。それにしても黒沢清監督はフランス(ヨーロッパかな?…)での評価が高いですね。不思議です(ゴメン…)。蛇の道 [DVD]哀川翔 (出演), 香川照之 (出演), 黒沢清 (監督) Amazon...

アウシュヴィッツのチャンピオン

2022.07.23

あ行,

絶滅収容所を生き延びた実在のポーランド人ボクサーの3年間アウシュヴィッツへ最初に大量輸送された囚人のひとりでありながら戦後まで生き延びたポーランド人ボクサー、タデウシュ・ピエトシコフスキさんの物語です。1991年に74歳で亡くなっています。アウシュヴィッツのチャンピオン / 監督:マチェイ・バルチェフスキタデウシュ・“テ...

システム・クラッシャー

2024.06.17

さ行,

ドラマとして消費するだけの題材じゃないと思うけど…2019年のベルリン国際映画祭でアルフレッド・バウアー賞(銀熊賞)を受賞している映画です。5年前の映画です。なにゆえ今これを? とは思います。システム・クラッシャー / 監督:ノラ・フィングシャイト制作者たちの意図がわからない…まず、この映画が何をしたいのかわから...

衝動

2023.07.13

さ行,

センスと技術力は感じるが、またも物語は語れても物語を生み出せない日本映画の現状の一作か…劇場公開時、見逃していますのでDVDです。監督、脚本は土井笑生さん、商業デビュー作とのことです。出演は倉悠貴さんと見上愛さん、どちらも初めて見ます。衝動 / 監督:土井笑生2020年の青春残酷物語2020年東京渋谷、名前を失っ...

あんのこと

2024.06.08

あ行,

事実をもとにしているというのならもう少し真剣に向き合ってください…このところネット上で河合優実さんの名前を目にすることが多くなっています。私の場合、ふっと目がいくのは、山中瑶子監督が今年のカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した「ナミビアの砂漠」の主演俳優という記事です。山中瑤子監督のデビュー作「あみこ」のレビューには「こういう才能が継続的に映画...

違国日記

2024.06.12

あ行,

新垣結衣と早瀬憩の俳優力と瀬田なつきの演出力で2時間20分見せ切った映画…こうした当て字を使うセンスには抵抗を感じるのですが、それも原作漫画のことですし、瀬田なつき監督と新垣結衣さんの名前で見てみました。ことのほか人物がしっかり描かれたいい映画でした。違国日記 / 監督:瀬田なつきやはり俳優を信じることが映画の基...

太陽は動かない

2021.03.06

た行,

アクションに走りすぎて肝心の人物描写がない…吉田修一さんの『鷹野一彦シリーズ』3部作のうち、2011年に月刊誌に連載された『太陽は動かない』と、その後書き下ろしで2015年に発刊された『森は知っている』の2作を原作としてます。ちなみに3作目の『ウォーターゲーム』は2作めに続いて2015年から2016年にかけて新聞連載されています。その頃から映画化の話が持ち上がっ...

12日の殺人

2024.03.16

おすすめ映画, さ行, , 英数字, 数字

謎解きでもなく、ドキドキ感を煽ることもなく、なのに面白い…前作「悪なき殺人」では、2019年の東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞を受賞していたドミニク・モル監督です。この「12日の殺人」では、昨年2023年のセザール賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、有望若手男優賞、脚色賞、音響賞を受賞しています。期待できそうです。12日の殺人 ...

DOGMAN ドッグマン

2024.03.09

おすすめ映画, た行, , 英数字, 英字

リュック・ベッソン監督が帰ってきた!リュック・ベッソン監督、なに以来か思い出せないくらい久しぶりです。サイト内を検索しましたら「マラヴィータ」「ルーシー」以来です。10年ぶりのこの「DOGMAN」、すでに自分の撮りたいと思うものがなくなっているんじゃないかと思われるリュック・ベッソン監督ですのでどうなんでしょう。DOGMAN ド...

関心領域

2024.05.24

か行,

感じさせるだけの情感もなく、考えさせるだけのわかりやすさもなく…何度見せられたかわからない予告編以上のものはあるのか? と思うくらい印象深い予告編、そして音楽という映画です。アウシュビッツを描いた映画は数え切れないほどありますが、まだこうした切り口があったかと期待は高まります。関心領域 / 監督:ジョナサン・グレイザー感...

少年の君

2021.07.23

さ行,

よくできた泣けるガール・ミーツ・ボーイだが…今年のアカデミー賞国際映画賞にノミネートされた中国映画です。昨年2020年の大阪アジアン映画祭では観客賞を受賞しています。見れば、そりゃ観客賞受賞でしょうという泣かせる感動ものです。少年の君 / 監督:デレク・ツァンガール・ミーツ・ボーイネタバレあらすじとちょいツッコミチェンニェン、いじめの標的にさ...

千夜、一夜

2022.10.08

さ行,

つくられすぎた物語を田中裕子さんが救うある日ちょっと出掛けてくると言ったまま消えてしまった夫を待つ二人の妻の物語です。監督は久保田直さんというドキュメンタリーをたくさん手がけている監督さんです。ただ、この映画は2014年の「家路」に続く2本めの劇映画で、脚本家青木研次さんのオリジナルストーリーということです。千夜、一夜 / 監督...

わたしのお母さん

2022.11.11

わん他,

30分で描けるものが100分に伸ばされているあまりに直接的なタイトルですので逆に目を引いた映画、母親は石田えりさん、娘は井上真央さんです。監督は「前作『人の望みの喜びよ』(15)がベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャルメンションを受賞し、人間ドラマを描く手腕が高く評価された杉田真一(公式サイト)」さん、これも見ようと思った理由のひとつです。...

アンティークの祝祭

2020.06.12

あ行,

ラストが衝撃的、カトリーヌ・ドヌーヴ、キアラ・マストロヤンニ母娘共演かなり衝撃的なラストです。そっちで売ればよかったのにと思いますが、まあ映画自体焦点がはっきりしないところがあり、どうしてもこの映画を売ろうとすればカトリーヌ・ドヌーヴさんとキアラ・マストロヤンニさんの母娘共演を持ってくるしかないとは思います。アンティークの祝祭 / 監督:ジュリー・ベルト...

湖の女たち

2024.05.19

ま行,

原作の散漫さがうまくまとめられているが、問題点の解決には至らず…吉田修一著『湖の女たち』の映画化です。吉田修一さん原作の映画はほとんど見ていますが、どの映画もあまり出来がよくありません(ゴメン…)。その多くは実績ある監督によるものなのに不思議ですね。この「湖の女たち」の監督は、2013年の「さよなら渓谷」以来の吉田修一作品映画化2作目となる大森立嗣監督で...

こちらあみ子

2022.07.09

か行,

小説の映画化は感想を映像にすることではない『むらさきのスカートの女』で2019年上期に芥川賞を受賞した今村夏子さんのデビュー作『こちらあみ子』の映画化です。原作は2010年の作品ですが、デビュー作にして太宰治賞、三島由紀夫賞を受賞しています。2020年に芦田愛菜主演で映画化された「星の子」も今村夏子さんの原作です。監督の森井勇佑さんは現在37歳、...

梟 フクロウ

2024.02.12

は行,

昭顕ソヒョン世子謎の死に迫る…初めてエンタメ系の韓国映画を見るような気がします。日本の公式サイトの「圧倒的、没入感」のコピーに引っかかってしまいました(笑)。梟 フクロウ / 監督:アン・テジン没入はちょっと無理ではないか…まあ人によりますが、この映画で没入は無理じゃないかと思います。おもしろくないという...

ありふれた教室

2024.05.21

あ行,

ゼロ・トレランス教育への視点のないあざといサスペンス映画…今年2024年のアカデミー賞国際長編映画賞に「関心領域」や「PERFECT DAYS」とともにノミネートされた映画です。また、2023年のドイツ映画賞では最優秀長編映画賞や監督賞、脚本賞を受賞しています。映画としての評価は高いということです。たしかにサスペンスものとしてはとてもうまくできて...

ザリガニの鳴くところ

2022.11.22

さ行,

サバイバル×恋愛×リーガルドラマ、物語の背景が新鮮で面白い「ザリガニの鳴くところ」って、どういうことなんだろう? と、まずタイトルに惹かれます。アメリカのディーリア・オーエンズさんの同名タイトルの小説『Where the Crawdads Sing』が原作とのことで、日本では2020年に翻訳されて2021年の本屋大賞「翻訳小説部門」の第1位に選ばれていま...