評判になっていたと記憶していましたので見てみましたが、こりゃDVDで見てもダメですね。
内容は極めて単純で、ライアン・ストーン(サンドラ・ブロック)宇宙飛行士、というより科学者ですかね、彼女が宇宙空間で事故に遭い、ひとり決死の帰還をするというただそれだけの話で、こうした話につきもののヒヤヒヤドキドキさせる過剰なオドシもなく、圧倒的な(多分)映像で見せようという映画でした。
ジョージ・クルーニーがあっさり消えてしまったのにはびっくりしました。こうした映画は普通ハリウッドじゃ二人とも生きて無事帰還となりますので、途中、ああやっぱりこうかと納得しかかったのですが、ライアンの幻でした。アルフォンソ・キュアロン監督、それも読んでいたようです。
そのあたりハリウッドも変わったということなのか、時代の流れなのか、どうなんでしょう?
ネットを見ますと、専門的に見るとおかしなところとか、邦題が逆だとか、いろいろありますが、これも評判になった映画の証ということでしょうか。
地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。(シネマトゥデイ)