超ファンタジーアイドル映画だったようです…
何となく台湾映画でも見てみるかと何も知らずに見たんですが、見終えてもどういう傾向の映画かわからず、今ググってみましたらスター俳優の映画だった? ようです。いわゆるアイドル映画です。違うのかな?

超ファンタジーアイドル映画かな…
テレンス・ラウさんとフェンディ・ファンさんを見に行く映画みたいです。
どちらも初めて見た俳優さんですが、特に魅力的に感じることもありませんでしたので、以下その二人についても、映画がよかったとも、大したことは書いていませんので退出していただいたほうがいいかもです(笑)。
物語そのものがよくわからない映画でした。時空が飛んでいることがわからないということではなく、そもそもティエンユー(テレンス・ラウ)がなぜ台湾へ行ったのかも、なぜいきなりぼったくりバーに行ったのかも、とにかくいきなり過ぎて面食らったということです。
まあ、見ていけば、後に説明されますので、ああそういうことだったのねとは思いますが、それにしても後々わかることから言えば、何もぼったくりバーなんて行かずに即目的地の「鯨が消えた入り江」に向かわなくっちゃいけないんじゃないのとは思います。
そんなツッコミを入れちゃいけない映画です(笑)。
この映画、多分「鯨が消えた入り江」という邦題に囚われて見るといけないですね。ティエンユーはさほどその入り江にこだわっているわけではなく、実際なぜかあっさり香港に帰ってしまっています。自殺するつもりでわざわざ台湾に来たのにです。
原題の「我在这里等你(Mandarin)」も「我在這裡等你(Cantonese)」も「ここで待っています」という意味のようです。英題の「A Balloon’s Landing」も、同じ意味合いを比喩的に言っているんじゃないかと思います。
つまり、ティエンユーとアシャン(フェンディ・ファン)が台湾で時空を越えて運命の出会いをするという超ファンタジーアイドル映画ということです。多分…。
レスリー・チャン哀悼の意味合いもあるのかも…
「レスリー・チャン ワールドツアー」の看板が何度も出てきました。
ああ、英題になっている「A Balloon’s Landing」はレスリー・チャンの曲なんですね。
亡くなったのは2003年でしたか。レスリー・チャンへの哀悼の意味合いもある映画かも知れません。
もう22年になるんですね。ウォン・カーウァイ監督の映画への出演作はすべて見ていますが、考えてみれば、それ以外のことをほとんど知りません。
たしかにその哀感を帯びた佇まいには人を引き付けるところのある俳優さんでした。
「欲望の翼」でも見直してみようかな。
ところで、台湾映画と言えば「海角七号/君想う、国境の南」「セデック・バレ」、このところウェイ・ダーション監督の名を目にしていませんがどうしているんでしょう。