愛知芸術文化センターで「イタリア映画祭」という企画があり、2本見てきました。朝日新聞がやっている「イタリア映画祭」で過去に上映した作品を名古屋に持ってきたみたいですね。
■わが人生最良の敵
2007年の映画祭で上映された作品です。
適度なテンポが心地よいです。字幕で見ている限り、コメディというよりも、シリアスな話をイタリア的感覚で軽やかに見せているという感じがします。カルロ・ヴェルドーネ監督自らが主演で、IMdbによると監督で25タイトル、俳優で38タイトルってのは、実力があるってことですね。
イタリア映画らしいおおらかさとしんみりさが同居した良い映画でした。
■二度目の結婚
こちらは2006年の映画祭で上映された作品。
こちらはやや微妙な感じですが、イタリア的不思議感はとても面白いです。それぞれの人物の心情が読みづらいのとやや尻切れトンボ的に終わっていることで微妙感が残ってしまいます。プーピ・アヴァーティ監督は、73歳、44タイトル、巨匠ですね。
おおもとのイタリア映画祭は、そそられる映画をたくさん上映しているんですが、劇場公開はもちろん、なかなかDVD化も難しいようで、残念です。映画祭自体は、昨年からかな?、大阪でも開催されるようになっていますが、是非名古屋でも同時開催して欲しいものです。
DVDスルーですが、以下の2作品はオススメです。