「96時間」みたいな緊迫感と爽快感を味わえないかと公開日に見にいったのですが、そこにあったのは見事に「ハリウッド的」な世界観でした。
それにマフィアという存在に厚みがありません。もちろん「ゴッドファーザー」イメージで言っているだけで何も知りませんが…。
殺し屋として闇の世界に生きるジミー(リーアム・ニーソン)は、仕事のために家族を捨て、一人息子のマイク(ジョエル・キナマン)とも疎遠になっていた。しかし、ある日、殺人現場を目撃して殺されそうになっていたマイクを救うため、NYを牛耳るマフィアのボスの息子ダニーを射殺してしまう。ボスのショーン(エド・ハリス)とは固い絆で結ばれた30年来の親友だったが、息子を殺されたショーンは、嘆き、怒り、ジミーに宣告する。「お前の息子を殺して、お前も殺す」と。朝が来る前にジミーたちを葬ろうと、ニューヨークは今、街中が敵となった。父と子の決死の戦いが始まる─。(公式サイト)
「NY中が敵」といってもそれほどでもありませんし、「ノンストップアクション」とは言えないほどよくストップしますし(笑)、どちらかというと「親子もの」や「家族もの」にアクションがプラスされている映画です。
ちょっとばかり気分転換にももの足らず…