そんなには褒めないよ。映画評

ネタバレレビュー・あらすじ・評価・感想

ホーム / あ行 / エージェント・ウルトラ/ニマ・ヌリザデ監督」ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートがうまくハマっていて面白かったです。

エージェント・ウルトラ/ニマ・ヌリザデ監督」ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートがうまくハマっていて面白かったです。

2016/02/01

コメディはあまり好きではないのですが、なぜか、ただひたすらおバカな映画は時にハマったりします。

タイトルからしてそれ系の「エージェント・ウルトラ(American Ultra)」、見てみましたら、以外にも結構まじめに撮っているふうで、おバカ程度はさほどでもなかったのですが、それでも結構面白かったです。

それに、主演の二人にびっくり、ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートでした(それぐらい分かって見に行け!、と笑い)。

謎の暗号をきっかけに、片田舎のコンビニバイトの秘められた能力が覚醒する。彼はCIAの極秘マインドコントロール・トレーニングを受けた最強エージェントだった!
『ソーシャル・ネットワーク』『グランド・イリュージョン』のジェシー・アイゼンバーグ。『トワイライト』シリーズ、『スノーホワイト』のクリステン・スチュワート。最高にキュートでブッ飛んだカップルを演じている。(公式サイト)

結構まじめと感じるのは、映画の軸は、基本マイク(ジェシー)とフィービー(クリステン)の恋愛ものですし、それ自体はかなりベタな話なのですが、それをちょっぴりおバカなスパイものでくるむことで、気恥ずかしさを打ち消してくれているのかなと思います。

この映画から二人の恋愛ものを取り除いてしまえば、かなり中途半端なスパイものですし、ダメ男くんがスーパーマンに覚醒するシーンの突き抜け感ももの足らず(それがいいとも言えますが)、悪役側のイェーツ(トファー・グレイス)やタフガイ(?)のラファ(ウォルトン・ゴギンズ)のキャラもインパクト不足です。

フォークやフライパンを使ったアクションやホームセンターのシーンは面白かったですが、もっといろんなアイデアを突っ込んで欲しかったですね。

エンディングが近づくにつれ、ひょっとして続編を狙っているのか!?みたいな空気が漂ってきましたので、オイオイそれはやめろ!と思っていましたら、何とそのまま続編に突入するという(笑)意表を突いたエンディングで、ああよかったと胸をなでおろして、気持よく見終えることができました。

ニマ・ヌリザデ監督の経歴を読みますとCM やミュージックビデオの世界で活躍されているようで、確かに映像センスや編集のテンポになるほどという感じがします。

それにしても、ジェシー・アイゼンバーグはこういう役がよく合います。「イカとクジラ」の記憶はほとんどありませんが、「ゾンビランド」は印象に残っています。

クリステン・スチュワートは、「アクトレス ~女たちの舞台~」でグンと評価の上がった俳優さんで、このフィービーのエイジェント役も、ややひいき目に見てですがなかなか良かったです。

これを書いていて、なぜか突然「それ行けスマート」が頭に浮かんでしまいました。懐かしいですね。

それ行けスマート/0086笑いの番号 [VHS]

それ行けスマート/0086笑いの番号 [VHS]

  • アーティスト: メル・ブルックス,バック・ヘンリー
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1987/10/23
  • メディア: VHS
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 
愛しき人生のつくりかた/ジャン=ポール・ルーヴ監督
最愛の子/ピーター・チャン監督
Twitter
Facebook
ブックマーク
Filmarks

最初のサイドバー

最新映画レビュー

2023/03/20

コンペティション

ペネロペ・クルスの映画監督役がはまっていてびっくり!

2023/03/18

The Son/息子

観念的な父子関係のまま人生は続くと言われても…

2023/03/14

マジック・マイク ラストダンス

チャニング・テイタムとKylie Sheaのデュエットは見応えあるが…

2023/03/12

Winny

事件そのものの問題点に迫ることなく弁護側の主張に基づく映画

2023/03/08

エッフェル塔~創造者の愛~

史実のつまみ食いとベタなラブストーリー

最新映画レビューを一覧で見る

おすすめ映画

2023/02/12

コンパートメントNo.6

ネタバレレビュー、あらすじ、感想、評価。

2023/01/24

母の聖戦

ネタバレレビュー、あらすじ、感想、評価

2022/12/27

の方へ、流れる

ネタバレレビュー・唐田えりかの映画的存在感の凄さとシナリオのうまさ

2022/12/03

あのこと

ネタバレレビュー・アンヌの身体や人生のことはアンヌが決めるべきということ

2022/10/14

スペンサー ダイアナの決意

ネタバレレビュー・クリステン・スチュワートのダイアナが自由への物語を生み出す

おすすめ映画を一覧で見る

よく読まれている記事

  • 記事一覧
  • おすすめ映画
  • よく読まれている記事
  • 英数字
  • あ行
  • か行
  • さ行
  • た行
  • な行
  • は行
  • ま行
  • や行
  • ら行
  • わん他

Footer

My Web Sites

  • @半径とことこ60分
  • そんなには褒めないよ。映画評
  • IMUZA.com
  • GitHub

Related Links

  • IMDb
  • Filmarks
  • 映画.com
  • allcinema

Contact Us

  • お問い合わせフォーム
  • Twitter
  • Facebook
  • Feedly

Copyright © 2023 · IMUZA.com