ちょっと映画のレベルが…
この映画を買い付けてきた配給の担当者は何に惹かれたんでしょうね(?)。

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ネタバレあらすじ
破綻した物語、のろーいテンポ、ボディホラーとはとてもいえないサナダムシ嘔吐(普通おしりからでしょ…)、ゴシック的耽美さゼロのドタバタ劇、品のない性表現…。
私にはこう見える映画なんですけどね。
基本的にはシンデレラストーリーの映画なんですが、主人公をシンデレラではなく義理の姉エルヴィラにし、そのエルヴィラが王子と結婚したいがために鼻とまつ毛を整形したり、痩せるためにサナダムシを飲んだりし、挙げ句の果に髪が抜け始め、でかーいサナダムシを吐き出すという話です。
これらの映像に美しさがまるでありません。鼻の整形にはノミを鼻に当ててコンコンと打つとか、歯の矯正金具(最初からしていた…)を大型ペンチで取り外すとか、下まつ毛をデカい釣り針で縫い付けたりしていました。
美しさがないことだけではなく、見ていて思わず体がキュッとなったりゾワッとなるのはこういうことじゃないと思いますけどね。
まあいいか(笑)。
エルヴィラ、どこへ行く
シンデレラに該当するアグネスは裕福であった家も父親の死とともに没落し、義理の母によって召使い扱いされるようになります。出だしはよく知られた設定に近いのですが、アグネスは使用人の若者と愛し合っており、セックスシーンもあり、男女とも性器が映し出されています。ぼかしが日本版のものなのか、オリジナルのものなのかはわかりません。いずれにしてもシーンとして美しくなく下品です。
アグネスも舞踏会に出ようとするのですが例によってドレスを破かれます。そのドレスを修復するのは父親の死体(安置したまま腐っている…)に群がるうじ虫たちです。ただその虫は糸を出していましたので蚕ですね。
魔法使いもかぼちゃも出てきません。この映画はエルヴィラの物語ですのでアグネスのあれこれは描かれず、いきなり舞踏会に登場します。
例によって王子はアグネスに一目惚れ、しかしアグネスは時間切れで退場、ってなんの時間切れ? 魔法もかかっていないのだから元に戻るようなものはないんじゃないのと思いますが、なぜ駆け出していったのか忘れました。置いていった靴はバレエシューズみたいな素材の靴でした。
後日、例によって王子は靴にあう足の女性を探します。エルヴィラは足がデカいです。あれ? 自分の足と靴を比べていたあの靴は誰の靴? ああ、アグネスの片方の靴だったんですね、多分。
とにかく、エルヴィラは足の指を自分で切り落とします。別に怖くありませんので見てても大丈夫です。ホラーじゃなくドタバタ喜劇のつくりです。
とやっているうちにアグネスは王子と結ばれ、エルヴィラは気分が悪くなり、デカくてながーいサナダムシを吐いていました。
最後にエルヴィラを馬に乗せて走っていったのは誰?
妹だったのかな。どこへ行くんでしょうね。
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感想:テンポさえよければ…
まあ、何にしても一番の問題はテンポが悪すぎるということだと思います。いくら酷い映画でもテンポがよければそこそこ見られるんですが、この映画はテンポがのろい上に間が悪すぎます。
テンポさえよければ、物語の破綻、そのときどきによって言っていることが違っているとか、雑な画でも下品な画でも、テンポさえよければハチャメチャ感でいい映画に見えたりします。
いや、それなないか(笑)。
今日も書きすぎました(ゴメン…)。