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クロッシングなんてのもあるのに、なぜ同じ邦題をつけたのかよく分からない「クロッシング」。
アメリカくさい映画でした。日本人の私にはまるでリアリティがありません。3人の警官たちの苦悩は分かるのですが、共有などできません。
映画としてよくできているかというと、それも怪しいところです。3人ともブルックリンの警官ですが、それぞれ全く面識はないようで、からみもなく、偶然最後のシーンで、3つの事件が重なるように作られています。
映像も編集も結構巧みに作られているのですが、いまいち焦点が曖昧で、いったいどこに向かっているのか、何を軸にしているのか、最後まではっきりしません。
ただ、全体的な雰囲気と、3人の俳優、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・シーゲルの存在感で、それなりに見られなくもなく、それほどひどく(?)はありません。
それにしても、未だに、こういう映画を作り続けるアメリカって国はどう? とは言っても、やたら善人ぶるテレビ系日本映画よりはいいかも…。
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