この手のフランス映画は、「96時間」もそうですが、ハリウッドの上をいっていますね。
莫大な出演料のかかるハリウッドスターがいなくても、お金をふんだんに使ったカーチェイスがなくても、緊迫感や爽快感でははるかにすぐれていますし、何をおいても「正義」を盾に取らないところが私好みです。
そのあたりは、カトリックとプロテスタントの違いなんでしょうか(ホントか?)。
それにしても、フランスの警察ってこんな風に描かれても違和感のないくらいに腐っているんでしょうか? 女性の同僚警部(?)をいきなり撃ち殺してしまうところなんてびっくりしました。それに、主人公の妻を最後に突き落とそうとする役が女性であることにもびっくりしました。さすがフランスは男女共同参画が進んでいます。
ということで、こういう映画も時々は見ないといけません。