脇ネタですが、ジーン(キャリー・マリガン)はルーウィン(オスカー・アイザック)が好きに違いない
ここまであからさまにループする人生なんて考えただけでも怖くなります。テーマは違えどコーエン兄弟らしい映画です。
コーエン兄弟最新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』予告編
シカゴでの売り込みも失敗し、ニューヨークに戻ったルーウィン(オスカー・アイザック)が再びライブハウスで歌うシーン。歌い終えたルーウィンがちらっと目をやったステージで歌っているのはボブ・ディラン!こういうカットが粋ですね。
Fワード連発のルーウィンとジーン・バーキー(キャリー・マリガン)の会話もすごいです。それに二人の関係も意味深です。
ミュージシャン仲間のジーンとジム・バーキー(ジャスティン・ティンバーレイク)は付き合っているようですが、一時の勢い(らしい)でジーンはルーウィンと寝てしまい、妊娠までしてしまいます。そのことを言い争うシーンなんですが、話の内容と二人の表情や話し方がかなりミスマッチで、なぜか妙に記憶に残ってしまいました。
そう意図しているのか、結果的に出てしまったのか、あるいは、私が勝手にそう思うのかよく分かりませんが、ジーンはルーウィンのことが好きなんでしょうね。そもそもジーンはルーウィンの子と確信があるわけでもないのに、ルーウィンにだけ妊娠のことを話していますし、どれだけひどくルーウィンを罵っても、結局最後は受け入れるわけですから。男目線の妄想かも知れません。
本筋の話題はネットに溢れていますので、ちょっとばかり脇ネタでせめてみました。
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(字幕版)
- 発売日: 2014/12/17
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