一対一の組み打ちがやたら多く、それをまた同じような切り返しで撮っているのが、何ともくどい
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2015/01/07
- メディア: DVD
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いやあ、かったるい! どうしてしまった、フレッド・カヴァイエ!?
分かちがたい絆で結ばれた敏腕刑事、シモン(ヴァンサン・ランドン)とフランク(ジル・ルルーシュ)。南フランスのトゥーロン警察で長年コンビを組んできたが、不幸な事故がすべてを一変させる。シモンが飲酒運転で人身事故を起こし、刑務所に送られたのだ。6年後、刑期を終えたシモンは警備会社に勤めるも、妻とは離婚、うらぶれた暮らしに身を埋めるばかり。フランクはかつての相棒を気づかうが、閉ざされた心を開くことができずにいた。そんなある日、シモンの最愛の息子が、偶然にもマフィアの殺し現場を目撃してしまう。それは、昨今警察を悩まし、フランクも担当している壮大なマフィア抗争の一味によるものだった。目撃者を消すため、息子が狙われている事を知ったシモンは、フランクの協力を仰ぎ、自らの手で裁きを下すことを決意する…。(公式サイト)
格闘ゲームみたいな一対一の組み打ちがやたら多く、それをまた同じような切り返しで撮っているのが、何ともくどいです。
シモンたちが犯罪組織に狙われるというメインストーリーまでの前置きが長すぎます。「この愛のために撃て」なんてのは、すぱっと入っていましたし、「すべて彼女のために」は、DVDで見たせいか、あまり記憶していないのですが、それでもこんなにひどくはなかったと思います。
満員の高速鉄道TGVの中でいきなりマシンガンをぶっ放すなんてどうかしています。手に汗握るとか、サスペンスアクションとか、そんなものは吹っ飛んで、ひいてします。超満員のクラブでの銃撃戦もそうです。
そんな乱暴な手法で観客を驚かせることがフレッド・カヴァイエ監督の本意とも思えませんが、本当にどうしてしまったのでしょう?
要はシナリオが単純すぎるのでしょう。ネタ切れじゃないことを祈ります。