無機質な映像感覚や希薄な人間関係の際立たせ方や時間軸を狂わせたり複数の物語を交錯させる編集などなど
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エドワード・ヤン監督、初めて見ました。1986年の作品ですか…。その時代に見ていたらそれなりのインパクトがあったかも知れませんが、2015年の今から見ますと、デジャブ感が強く、少しばかり退屈です。
逆に言えば、無機質な映像感覚や希薄な人間関係の際立たせ方や時間軸を狂わせたり複数の物語を交錯させる編集などなど、こうした手法がエドワード・ヤン監督の特徴的なものなのかどうかは分かりませんが、他の監督にも影響を与えているということなのかも知れません。
銃声が響き渡る朝。警察の手入れから逃げだした混血の少女シューアン。その姿を偶然カメラでとらえたシャオチェン。上司の突然の死に出世のチャンスを見出す医師のリーチョンと、執筆に行き詰まる小説家の妻イーフェン。何の接点もなかった彼らだが、シューアンがかけた一本のいたずら電話が奇妙な連鎖反応をもたらし、やがて悪夢のような悲劇が起こる……。本作の構想は、シューアン役のワン・アンが実際に見知らぬ番号へいたずら電話をしたことがある、と監督に告白したことから始まったという。少女の何気ない行為が見知らぬ人々の平穏な日常生活を破壊するように、誰もがまた知らぬ間に他人を傷つける「恐怖分子」になり得るという、現代社会が抱える危機。結婚の破綻、少年少女の犯罪、不正行為、暴力の衝動。人々が日常のなかに隠していた狂気と孤独を描き出す本作は、独創的なミステリー群像劇である一方で、現代に生きる私たちすべてに通じる普遍的な人間ドラマである。(公式サイト)
見たのはひと月ほど前ですが、以上、下書きに眠っていたものを起こしてみました。
今何か書くには記憶が薄れすぎてはいるのですが、画でいえば、廃墟イメージのこの写真が記憶に残っている印象に近いです。全く関係ないですが、若き頃、某大学の某所に寝泊まりしていたことを思い出します。こんな感じのところでした。
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