そんなには褒めないよ。映画評

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皆さま、ごきげんよう

悟った大人の映画というべきか?

2017/01/14

オタール・イオセリアーニ監督、前作の「汽車はふたたび故郷へ」を見ているのですが、あまりはっきり記憶していません。

ジョージア(旧グルジア)出身の監督で、ウィキには「旧ソ連下で公開禁止であったため、1979年にフランスに移住」とあります。亡命ではなく移住なんですね。政治的迫害を受けていたということではないのでしょうか。

作品も、1961年からリストアップされていますが、どういった理由で公開禁止だったのでしょう?

監督:オタール・イオセリアーニ

現代のパリ。アパートの管理人にして武器商人の男。骸骨集めが大好きな人類学者。ふたりは切っても切れない縁で結ばれた悪友同士。そんな彼らを取り巻くちょっとユニークな住人たち──覗きが趣味の警察署長、ローラースケート強盗団、黙々と家を建てる男、没落貴族、気ままに暮らすホームレス、そして、お構いなしに街を闊歩する野良犬たち。(公式サイト)

個人的にはかなり苦手な映画ですね。

寓話的というのか、考えないといけない映画というのか、まあ、観念的ということです。

いろんなことが起きますが、すべてに意味がありそうで象徴的に感じられます。ユーモアも皮肉も微妙すぎて分かりにくいです。

でも、作る側はさほど意味など考えておらず、映画として面白いだろうということをやっているのだと思います。

まあ、肌に合わないということにつきます。ちなみに、原題は「冬の歌 CHANTD’HIVER」とのこと、何を思って「皆さま、ごきげんよう」なんでしょう?

「汽車はふたたび故郷へ」はそんなに悪くなかった印象なんですが、悟っちゃいましたかね。

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