意外とうけて、冨永昌敬監督ではなく、本谷有希子さんに注目ってどういうこと?
公開時、気になっていたのですが、結局、多分(自分が)受け付けないだろうとパスした映画です。
いや、これ面白いですよ(笑)。
さすがに、30分あたりまでは、浅野忠信の空々しい芝居に、そら来たかみたいに高をくくって見ていたんですが、それ以降は結構引き込まれましたね。思わず笑ったりして…。
原作が、本谷有希子さんの舞台劇ですので、登場人物が、浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之の4人だけで、みんなうまいですね。浅野忠信をのぞいてですが(笑)。
本谷有希子さん、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の原作者くらいのことしか知りませんので、いろいろ読んでみよう。なぜ、冨永昌敬監督ではなく、原作者に注目するかって? 「パビリオン山椒魚」がつまらなかったので(笑)。
本谷 有希子
発売日: 2016/01/21
メディア: 単行本