全く何の事前情報もなく見に行きました。松江哲明監督の名前は知っていましたが、何も見ていませんし、前野健太さんも全く知りませんでした。
何をどう感じていいのか…、どう感じるかって、もちろん感じるように感じればいいのですが、時にまぶたが落ちそうになったりと、なかなか集中してみるところまでいきませんでした。
その後、多少ググったりしてみて思うことは、随分自分が震災から離れたところにいるんだなあということと、今のところ私にはよく分からないが、松江監督が必死に(ちょっと言葉が違うなあ…)何かを撮ろうとしている、ある種映像に対する真摯さみたいなものを感じます。
確かに、画が随分暗いなあとは思いましたが、それが震災2ヶ月後の東京だからとは気づきませんでしたし、特別意味があることとも知らずに見ていました。私が日々暮らしている生活空間なんてあんなもんですから…。
雨にしても、今から思えば、放射性物質は?などと考えたりもしますが、見ている時は、やっぱり雨の街は画になるなあとか、俄然画が力を持ち始めるなあなどとぼんやり見ていただけです。
「あんにょんキムチ」「童貞。をプロデュース」「あんにょん由美香」など見てみたいのですが、DVDはないようですね。