見たのは昨年なんですが、今もまだやっていますし、その時も一日数回上映していましたし、やはりバレエダンサーをめざす子どもや親をねらった興行なんでしょうか?
確かに、随分客層が違っていました。あきらかにバレエダンサーをめざしているんだなと分かる子どもたちで平日にもかかわらず結構入っていましたね。
ダンス好きなもんですから見に行ったのですが、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)というのは知りませんでした。
「ユース・アメリカ・グランプリは9才から19才の若いダンサーたちを対象にした、ローザンヌと並ぶ世界最高峰のバレエコンクール。入賞すれば世界の名門スクールへの奨学金や、バレエ団への入団が約束される。『ファースト・ポジション』は、プロを目指してこの登竜門に挑む、6人の子供たちを追ったエキサイティングなドキュメンタリーだ。(公式サイト)」
撮ったのは、これがデビュー作となるベス・カーグマン監督です。
最終審査に残った6人の子どもたちを追っているのですが、それ以前の映像もあるわけですから、多分もっとたくさんの子どもたちを撮っていて編集したということなんでしょうね。
とても丁寧に作られており、感動もするのですが、その分、映画としては成功物語に終わっているところはやむを得ないということなんでしょうか。もちろんコンテストで評価されてもこれからなわけで成功ということではないのですが…。