トランスジェンダーのレイヨンを演じたジャレット・レト、こんなにきれいになるの!?
マシュー・マコノヒー主演男優賞、ジャレッド・レト助演男優賞受賞のニュースを聞いて、こりゃいかん、早く行かねば(混むかも)と思い見てきました。予告編を見て、見ておこうかなと興味を持っただけで、もともとどの程度評判だったのか分かりませんが、やっぱりアカデミー賞の影響はあったようで、やや入りもよかったように思います。
マシュー・マコノヒーさん、役作りのために21キロ減量ですか、すごいですね。出演作を見た記憶がないので、ネットで画像検索してみると、確かに別人です。こう言っちゃ何ですが、写真を見る限り、この映画の雰囲気の方がいいですね。ちなみに今公開されている「MUD」もマシューさん主演のようです。
1985年、テキサス生まれの電気技師ロン・ウッドルーフはHIV陽性と診断され、余命30日と宣告される。米国には認可された治療薬が少ないことを知り、納得のできないロンは代替薬を求めてメキシコへ渡る。そこで米国への薬の密輸を思いついたロンは、無認可の薬やサプリメントを売る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。会員たちは安い月額料金で新しい薬を手にすることができ、クラブはアングラ組織として勢いづく。しかし、そんなロンに司法の手が迫り……。(映画.com)
実話なんですね、知りませんでした。30年前というと、確かに日本でも「エイズ」という言葉が新聞やテレビにも登場し始めた頃だったと思います。インターネットなんてものはありませんから、それなりに正しく理解するには随分時間もかかり、当初は少なからず偏見もあったように思います。もちろん、インターネット上に正しい情報があるという意味ではなく、その時代は、知りたいことがあれば、まずは図書館へといった手間暇時間がかかったということです。
それにしても、どの程度脚色されているかは分かりませんが、医療にしても自己責任の国アメリカということがよく分かります。まあ州によっても違うのかも知れませんが、日本でしたら、その時代でも未認可薬を売ったら即逮捕でしょう。
トランスジェンダーのレイヨンを演じたジャレット・レトさん、こんなにきれいになるの!?とびっくりしましたが、あらためていろいろ画像など見てみますときれいな顔立ちしていますね。それに足がきれいでした。フォトショ(映像ではどういうのでしょう?)ですかね?
病院での出会いでは、ゲイを差別的にみるロンから拒絶されるレイヨンですが、その心優しさとロンがそれまでの友人たちから差別されることによる反作用もあり、次第に友情、いやレイヨンは愛情だと思いますが、親しい関係が築かれていくあたりは、映画的常套手段とはいえなかなか良かったです。