一作目の「ベイビーわるきゅーれ」が面白いとの評判を聞いていたのですが、あいにくタイミングが合わず見損なっています。ということで二作目が初見ということになり、概ね続編というのは失敗作が多いですのでちょっと心配(笑)。
アクションは超一級…と思う
アクションシーンのレベルをどうこう言えるほど見てはいませんが、あのアクションシーン、すべてスタントなしですよね。というよりも、まひろを演じている伊澤彩織さん自身がスタントパフォーマーということのようです。プロモーションビデオがありました。
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カッコいいですね。
ラストの対決シーンでまひろの相手となる男性の丞威(岩永ジョーイ)さんもすごいですね。こちらはダンスパフォーマーということで、映画となれば格闘もダンスと近いものがあるということのようです。
アクション監督は園村健介さんという方です。言っちゃなんですが、この映画、監督という意味では園村健介さんの映画みたいなものです。
ゆる~い、だけでは…
ドラマという点では特に何もありません(笑)。
アルバイトで殺し屋をやっているゆうり(丞威)&まこと(濱田龍臣)兄弟が正規の殺し屋になりたいがために殺し屋のちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)の後釜を狙うという話です。ラストに山場のアクションシーンがあり、当然ながら兄弟の野望は叶わず殺されてしまいます。
で、全編アクションシーンというわけにもいきませんので、その間にちさととまひろの会話シーンが入るというつくりです。その会話シーンは、公式サイトなどにはオフビート、あるいはゆる~いと表現されているもので、確かに面白い部分もありますが、同じパターンの繰り返しですので飽きてはきます。
この会話シーンを引っ張っているのがちさとを演じている高石あかりさん、この俳優さん、いいですね。まだ20歳ですか…。思い切りがいいですし、なにか人を引き付けるものがあります。シリアス系の映画の主役級で見てみたい気がします。
他に殺し屋たちのマネージャーや死体処理係が登場してボケツッコミのコントのようなシーンが入っています。
一作目を見てみよう
おそらく一作目はかなりインパクトもあったんでしょう。それなりにストーリーもしっかりしたものがあったんじゃないかと思います。この二作目はキャラ頼みになっていますのでさすがに映画としては苦しいのですが、それでも一作目の面白さは想像できます。
一作目を見てみましょう。