キャスティングが親の七光の結果なら子どもにとってはよくない…「パリ郊外の団地で育った労働者階級の12歳の黒人少女ネネ(公式サイト)」がパリ・オペラ座のエトワールを目指す話とくれば、おおよそどんな映画かは想像はつくのですが…。ネネ -エトワールに憧れて- / 監督:ラムジ・ベン・スリマン製作側の意図が見えない困った映画…...
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛…映画.com に「東京藝術大学大学院での修了制作「小さな声で囁いて」で注目された若手監督・山本英の商業映画デビュー作」とあったのと橋本愛さんの映画をしっかり見たことがないなあと思い見てみました。熱のあとに / 監督:山本英不思議な映画…映画の内容が不思議なわけではありません...
監督の自伝的映画?マジか?!配信スルーかDVDスルーでよかったんじゃないの、と思います(笑)。日本の公式サイトによれば「オーガスティン・フリッゼル監督のほぼ自伝的映画」だそうです。マジか?!Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック / 監督:オーガスティン・フリッゼル内容ほど下品じゃない(笑)確か1...
柴崎友香と濱口竜介によって作られた新しい女性像、朝子。今年のカンヌでは「万引き家族」がパルムドールを受賞しましたが、この「寝ても覚めても」もコンペティション部門に出品されています。こうした映画祭への出品がどのように選定されるのかはわかりませんが、「ある視点」に出していれば何か受賞したかもしれませんね。作り物臭い(ペコリ)「万引き家族」に比べれば、実在感という点で...
理解するより感じる映画、監督の才能は感じるが難しい1971年にノーベル文学賞を受賞したパブロ・ネルーダさん? 知らないなあと思ったのですが、「イル・ポスティーノ」で映画化されたあの詩人でした。で、この映画は、その「ネルーダが逃亡した謎の1年である1948年にスポットを当て」ており、各地をさまよい逃亡するネルーダとそれを追う警官ペルショノーを軸に、詩人パブロ・ネル...
「ドライブ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督最新作! 「ドライブ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作です。細かなところをほとんど覚えておらず、自分の書いた記事を読んでも記憶は蘇らず、自分ながら「ちゃんと書いておけよ!」(笑)と言いたくなるような「ドライブ」です。レフン監督は、中間色が見えづらい色覚障害を持っているらしく、そのせいでコントラスト...
高齢化と肥満体型のニートで描くアメリカの田舎町の非生産的な描写にはちょっとびっくり公開以来ずっと気になっていたのですが、結局最終日になってしまいました。結構遅い時間の上映でしたのでガラガラだろうと思って行ったところ、以外にも入っていましたのでビックリ、さらに、遅れて入ってくるは、ごそごそ何か食べてる(か?)は、携帯をブルブルさせて液晶点灯させるは、エンド...
尊厳死ではなく、むしろ愛という不可解なるもの「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」のマルコ・ベロッキオ監督です。タイトルから川端康成の原作かと...
眠っているわけにはいかない催眠映画ではあるけれど、眠っているわけにはいかない。ジャン=リュック・ゴダール80歳の今がここにあるのだから。https://www.youtube.com/embed/10JVzqcSKXU80歳になった今でも、世界に対して心から怒り、そして絶望し、それでもなお語り続けることをやめようとしない姿勢こそが、ゴ...