そんなには褒めないよ。映画評

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ウィンターズ・ボーン/デブラ・グラニック監督

は、性を超えた新しい映画だ!

2011/11/08

アメリカという国の一面なのか、あるいは原点なのか、荒々しくも殺伐とした映画です。

ただ、それも途中(ラスト近くかな?)までで、なぜか最後は皆優しくなってしまいます。個人的には、とことん行って欲しいのですが、そんな映画、誰も見たくないかも知れませんね(笑)。

それに、なぜか、私には何かが足りない感じです。何なんでしょう?

映画のつくりが一本調子なのもひとつの理由でしょう。17歳の少女(?)リー(デブラ・グラニック監督について、というより女性監督について一言。もちろん、監督が女性であれ、男性であれ、それぞれ一監督として語ればよく、一般化して括ることに意味はないのですが、女も男も社会的存在であれば、社会的意味における性別の影響下にあるわけですから…、と、何だかまわりくどいですね。

で、この映画、女性をまったく性的存在としてみていないことに感動します。もちろん男性をもなんですが、極めてシンプルに、ひとりひとりを一人間としてえがいています。あらためて考えてみると、最近の「幸せパズル」や「グッド・ハーブ」もその点では近いものがあります。セックスシーンがあっても、男性監督の目線とは全く違います。

映画がいかに男性目線でつくられてきているかよく分かります。

幸せパズル/ナタリア・スミルノフ監督
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
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