書き始めてはみたものの、何か書けるほど、いや、書いていいほど、ちゃんと見ていません。
と言いますのは、花粉症と言っていいのか、鼻炎と言うべきなのか、毎年梅雨入りあたりまで、くしゃみや鼻づまりに悩まされ、その日、あまりの酷さに薬を飲んで映画館へ出掛けました。あいにく前日にネット予約していますので、キャンセルも出来ません。
やっぱり無理でした。眠いという感覚より、座っていますと、自然とまぶたが落ちていってしまいます。
1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。(公式サイト)
というわけで、連続して寝落ちしたわけではありませんが、かっーと1分、目を見開いていても、次の1分はまぶたが閉じてしまうという、最悪の状態のままエンドロールを向かえてしまいました。
でも、この映画でよかったです。こんな見方でもそれなりに分かりました(笑)。
予想通りの、古き良き「映画の時代」へのオマージュとパロディと羨望と…、そんな感じの映画だと思います。
ただ、英語を母国語としていないと乗り遅れるのかもしれません。馬鹿笑いしている外国人の客がいましたが、その笑いが自然なものであるのなら、字幕では細かい笑いのニュアンスが伝わらないのかも知れません。
そもそもコメディ系はあまり見ることもなく、笑いに鈍感な方なのか、一旦乗り遅れると、もう見るのも面倒くさくなってしまいます。
ということで、たとえ目を見開いて見ていたとしても、多分私はさほど楽しめなかっただろうと思います。
コーエン兄弟監督の映画は、それなりに見ている方ですが、過去記事を読んでみても、私の評価は、世間の評価ほど高くないということになります。
見るべき映画は「ファーゴ」「ノーカントリー」くらいでしょうか。
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