黙ってピアノを弾いてくれ

見ないとわからない、見てもわからない、聴くしかない。

タイトルの「黙ってピアノを弾いてくれ」や、さわりの紹介コピー「挑発的な言動、強烈すぎるキャラクター、そして唯一無二の音楽性で知られるピアニスト・作曲家、チリー・ゴンザレス」だけでも無茶苦茶そそられます。

公式サイト / 監督:フィリップ・ジェディック

ビョーク、ダフト・パンク、ジェーン・バーキンらが心酔する天才音楽家、チリー・ゴンザレスの破天荒で感動的な魅力に迫る、傑作音楽ドキュメンタリー! (公式サイト)

ただ、チリー・ゴンザレスさん、全く知りませんでした。ウィキペディアは英語版しかありません。

ウィキペディア: Chilly Gonzales – Wikipedia

本人の公式サイト: Chilly Gonzales (リンク先は音が出ます)

映画をみれば、どんな人かもっと知りたくのは必至ですが、映画をみても、どんな人かはよくわかりません(笑)。

いろいろ聴くしかありません。CD もたくさん出しているようですし、Youtube でもかなりいろんなものがヒットします。

「Solo Piano III」という最新のアルバムが9月7日に発売されているようです。

Solo Piano III [解説・ボーナストラック1曲収録 / デジパック仕様 / 国内盤]  (BRC577)

Solo Piano III [解説・ボーナストラック1曲収録 / デジパック仕様 / 国内盤] (BRC577)

  • アーティスト: Gonzales,ゴンザレス,Chilly Gonzales,チリー・ゴンザレス
  • 出版社/メーカー: BEAT RECORDS / GENTLE THREAT LTD
  • 発売日: 2018/09/07
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

これは、2004年に発表された「Solo Piano」、そして2012年の「Solo Piano Ⅱ」に続く第三弾、三部作の最終章と書かれているものもあります。

映画をみてもどんな人かよくわからないと書きましたが、正確には、多才過ぎてひとことでは表現できないという感じということです。

時系列に沿っているかどうかはわかりませんが、前半は、強烈な個性が爆発するシーンが連続します(笑)。本人を知っているか、ある程度の事前情報を入れておかないと、初見では整理しきれません。

中程に、本人が自分のピアノは初心者程度のものだったと、ピアノに向かって練習を重ねるシーンがあり、その行為が事実かどうかはわかりませんが、後半はトーンが変わります。おそらく、上に書いた「Solo Piano」の発表以後ということだと思います。

ウィーン放送交響楽団との共演シーンが大きく扱われており、かなり面白いです。前半はうまく掴みきれませんでしたが、これはかなり受けました。これがなければ、あるいは大して興味を持たなかったかもしれません。

いずれにしても、音楽ものですのでどんな言葉を連ねても伝わらないでしょう。見てください。

Solo Piano

Solo Piano

 
SOLO PIANO II [解説付 / ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC339)

SOLO PIANO II [解説付 / ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC339)