ケイコ 目を澄ませて

2022.12.16

か行,

岸井ゆきのさんを見る映画です、でももっと出来るはず…岸井ゆきのさんが聴覚障害のあるボクサーを演じています。ただそれだけですがいい映画でした。監督は「きみの鳥はうたえる」や「Playback」の三宅唱監督です。ケイコ 目を澄ませて / 監督:三宅唱役作りに一年は必要じゃないかケイコ(岸井ゆきの)には先天性の聴覚障害があ...

決戦は日曜日

2022.01.12

か行,

面白くとも一歩間違えば冷笑系話は面白いですし、宮沢りえさんも窪田正孝さんも他の俳優さんも皆うまいですし、各シーンよくこなれていてとてもよく出来ているのですが、だめなんですよね、こういう映画は…。本気度が問われる俳優の間合いがとてもいいネタバレあらすじ一歩間違えば冷笑系決戦は日曜日 / 監督:坂下雄一郎本気度が...

劇場

2020.07.21

か行,

松岡茉優さんがうますぎて共依存恋愛が純愛にみえてしまうなんだか無茶苦茶イヤな映画でした。でもまあ、きっと原作者の又吉直樹さんも監督の行定勲さんもわかってやっているんだろうとは思います。劇場 / 監督:行定勲何がって?この物語が共依存恋愛を描いているという自覚と、それが演劇であれ映画であれ音楽であれ、世に出たいと願っている男とそれを支える女という...

慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ

2019.07.19

おすすめ映画, か行,

人の生きざまは俗なものと裏腹の無常なりこれ、面白いですね。チャン・リュル監督、知りませんでした。1962年生まれの中国籍の朝鮮族で、経歴は公式サイトの Director に詳しいです。アジアフォーカスや東京では上映されているようです。慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ / 監督:チャン・リュル一見、ホン・サンス監督を思わせるところもありますが、比べたら...

ゲンボとタシの夢見るブータン

2018.10.29

か行,

夢見るのは我々日本人で、ゲンボとタシ、そしてブータンには将来の選択ブータンの一家族の、明記されていませんが数ヶ月くらいの出来事を見つめるドキュメンタリーです。ブータンと言えば、2011年に来日された国王夫妻がとても好印象だったことや国民総幸福量という価値観を国の政策としていることが思い浮かびます。公式サイト / 監督:アルム・バッタライ、ドロッチャ・ズルボー...

検察側の罪人

2018.08.29

か行,

この監督、俳優を信頼していないですね。洋画にしても邦画にしても、あまりメジャーなものは見ないのですが、何となく足を運んでみました。…ら、すごいですね、超満員でした。それも月曜の昼間なのに、学生さんというわけでもなく、高齢者というわけでもなく、月曜休みの方というのも意外と多いのかもしれません。公式サイト / 監督:原田眞人んー、これは小説で読むべき物語かもしれま...

ゲッベルスと私

2018.07.03

か行,

人は自分が悪であること、あるいは悪とともにいることに気づかないヨーゼフ・ゲッベルスと言えば、プロパガンダの天才と言われ、ナチスの権力掌握に大きな役割を果たし、ナチスの No.2として国民啓蒙・宣伝大臣に就いた人物です。この映画は、そのゲッベルスの秘書だったというブルンヒルデ・ポムゼルさんのインタビューを構成したものです。公式サイト / 監督:クリスティアン・...

犬猿

2018.02.14

か行,

舞台劇にもできそうな会話劇、面白いですよ。特に江上敬子さんがいいです。映画と関係のないところから入りますが、監督の????田恵輔(吉田恵輔)さんの「????」って公式サイトでは「つちよし」になっていますね。普通じゃ変換されません。ちょっと調べてみましたら、もともと「吉」が旧字体で「????」が新字体(異字体)の同じ文字で、「????」は現在でも人名には使えない...

獣道

2017.08.01

か行,

漫画的?劇画的?こういう映画はオリジナリティがないと難しい「キラキラではなく、ギラギラした青春群像。実話をベースにした“真っ黒な青春映画”が誕生した。『下衆の愛』の内田英治監督と英国人プロデューサーのアダム・トレルが再びタッグを組み、オリジナル脚本で“地方社会”のリアルを笑いたっぷりに描いた異色作。新興宗教にはまる親、未成年者を取り込む風俗産業、社会保障を食い尽く...

獣は月夜に夢を見る/ヨナス・アレクサンダー・アーンビー監督

2016.06.09

か行,

この映画に、切ないだの、哀しいだの、秘密だの、愛だの恋だのは、ほぼ「ぼくのエリ」を意識した宣伝コピー。映画っていうのは、本当に「宣伝」が重要ですね(笑)。どの言葉に引っかかったのか、何に惹きつけられたかはもう忘れてしまっていますが、上映作品の一覧を見ていて、ふっと目が止まり、調べてみますと、すでに近場の劇場での上映は終わっており、遙か地の果て(スミマセン...

毛皮のヴィーナス/ロマン・ポランスキー監督

2014.12.26

か行,

オープニングの映像と音楽で期待は高まったが、本編は言葉が壁なのか理解度50%面白いといやあ面白いですが、わざわざ映画にしなくても舞台で見るべき内容でしょう。それに、フランス語を理解していないと集中できないですし、あるいは原作を読んでから見た方がいいかもです。 ※スマートフォンの場合は2度押しが必要ですワンダ(エマニュエル・セニエ)とト...

軽蔑/廣木隆一

2011.06.12

か行,

は監督自身が傍観者?中上健次とチラシの雰囲気につられ、多少不安を抱えながらも見てきました。予想通り(笑)あまりの腹立たしさ(というより情けなさ…?)に、見終えた早々つぶやいてしましました。原作を読んでいませんので、これを機に読み始めました。まだ1/3ほどですので何とも言えないのですが、小説自体が、ん、中上健次?って感じで少し雰囲気が違います。...

玄牝

2010.09.24

か行,

ネタバレレビュー・あらすじ・感想・評価女性器での性的快感を出産・性交で率直に表現したことに驚愕の声!河瀬直美監督『玄牝-げんぴん-』(1/2) - シネマトゥデイこの記事のタイトルのつけ方はどうなんでしょうね?それはともかく、河瀬直美監督、相変わらず難しいタイトルをつけます。「げんぴん」と読んで、公式サイトによると『谷神不死。是...

キャンディ

2007.11.13

か行,

(DVD)健康的なジャンキーたち映画でしかジャンキーなんて知りませ〜ん。が、しかし、これはちょっと二人とも健康的に見えすぎるのでは?ヒース・レジャーは、どちらかと言うとすっきり系の顔立ちですし、脱いだシーンなんかでは結構いい体格に見えましたし、とても薬で生きてるようには見えなく、結構いいもん食べてるでしょ的な感じでした。アビー・コーニ...