わん他

わたしは光をにぎっている

2019.11.15

おすすめ映画, わん他,

翔ばなくてもいい時代の青春ファンタジー中川龍太郎監督、かなり注目している監督です。一年ほど前に見た「四月の永い夢」がとてもいい映画であり、その名前になんとなく記憶がありましたので過去記事を検索しましたら、その三年ほど前に「愛の小さな歴史」を見ていたという、そんな始まりです。わたしは光をにぎっている / 監督:中川龍太郎映画としてすごく洗練されてきて...

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

2019.09.16

わん他,

二大スター共演もバディムービーにもならず…タランティーノ監督のつくる映画の特徴は、話は単純なんだけれども、いろいろ知っていないと面白さがわからないというところだと思います。この映画もそうで、シャロン・テート事件を知っているくらいでは映画についていけません(笑)。ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド / 監督:クエンティン・タランティーノ落ち目の...

ワイルドライフ

2019.07.11

わん他,

ポール・ダノ監督デビュー作、大人ってワイルドだろぉ、って?「ワイルドライフ」とは野生動物という意味、まさしく野生動物のように生きる両親の間にあって、必死に人間的(?)であろうとする子どもの、何とも痛々しい物語です。ワイルドライフ / 監督:ポール・ダノジョー(エド・オクセンボールド)は14歳の少年です。仮にこれが乳幼児の話なら、育児放棄で事件になって...

若い女

2018.09.26

わん他,

(曖昧なネタバレ)家なし、金なし、何も持たないポーラに未来はあるか?昨年のカンヌでカメラドールを受賞しています。元々は新人監督賞といっていたようで、日本では河瀬直美監督が「萌の朱雀」で20年前に27歳で受賞しています。こちらのレオノール・セライユ監督は、1986年生まれとありますので31歳くらいでの受賞です。映画の主人公も31歳の女性ポーラ、恋人と喧嘩をし、住ま...

ワンダーストラック

2018.04.13

わん他,

50年の時を超えたファンタジー、NYのジオラマは必見!「キャロル」のトッド・ヘインズ監督ですので見に行きましたが、ちょっとばかり大人には単純すぎますかね。文部科学省の推薦(?)のクレジットが入っていました。原作者のブライアン・セルズニックさんは児童文学者なんですね。見ていないのですが、「ヒューゴの不思議な発明」の原作者でもあります。この映画では脚本も書いているよ...

わたしたちの家

2018.04.10

わん他,

2017年PFFアワードグランプリ受賞作、見えても見えなくても変わらない昨年2017年のPFFアワードでグランプリを受賞した作品が劇場公開されています。詳しく調べたわけではありませんが珍しいことなんだろうと思います。それに、そもそもが東京藝術大学大学院の修了作品として制作された映画ということですので、相当注目されている若手監督ということなんでしょう。今年のベルリ...

わたしは、幸福(フェリシテ)

2018.01.18

わん他,

(ネタバレなし)物語や人物像を知って見たほうがより理解でき楽しめる映画昨年2017年のベルリンで審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞しています。監督のアラン・ゴミスさんはセネガル系フランス人とのことです。パリ生まれですのでフランスで教育を受けて育っているということだと思います。映画の舞台はコンゴ民主共和国の首都キンシャサ、一見ドキュメンタリーのような印象を受けます...

わたしたち

2017.10.09

わん他,

最後まで子どもの目線からぶれないのが素晴らしいイ・チャンドン監督が見出したとの謳い文句が目に止まり見てきました。公式サイトによりますと、ユン・ガウン監督は30代なかばのようで、過去短編で高い評価を受けており、この映画が長編デビュー作とのこと、過去作に対して、「『Guest』で父親の浮気相手の家を探し出す女子高生の一日を生き生きとしたタッチで」とか、「『Sprou...

わたしは、ダニエル・ブレイク

2017.03.20

わん他,

これが今のイギリスのリアルか!? 2016年カンヌ、パルム・ドール公式サイトに、ケン・ローチ監督は「前作の『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に映画界からの引退を表明していた」とありますが、引退? 知りませんでした。その程度の?と言われそうですが、実はケン・ローチ監督のファンでして、あの画からにじみ出るやさしさにどの映画を見ても涙がこぼれてしまいます。で、その「引...

湾生回家

2016.12.28

わん他,

台湾に生まれ台湾に育った日本人の物語。他人の記憶も追体験すれば涙台湾が、日清戦争による清の敗北により日本に割譲されたのが1895年、日本の敗戦により蒋介石の国民政府の支配下となったのが1945年、その間50年、日本の統治下にあったわけですから当然といえば当然、台湾で生まれ育った日本人がたくさんいたんだということにあらためて気づかされました。約20万人とのことです。...

若き詩人、犬を連れた女/ダミアン・マニヴェル監督

2016.06.29

わん他,

ギヨーム・ブラック監督(女っ気なし、やさしい人)絶賛の新人監督、この二作融合の新作に大いに期待します。公式サイトによりますと、「やさしい人」のギヨーム・ブラック監督が次のように語っているそうです。『ダミアン・マニヴェルは、並外れたフレームと空間のセンスを持ち、フィルムに収めるその「場」に強い存在感を与え、またその「場」の空気をとらえる術を知っている。そしてまた、...

わたしに会うまでの1600キロ/ジャン=マルク・ヴァレ監督

2015.08.31

わん他,

目指せ、PCT4000キロ、スルー・ハイキング!まずは早起きして散歩からか…?タイトルが自分探しものくさく、ちょっと迷ったのですが、「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・ヴァレ監督の映画ということで見に行きました。ダラス・バイヤーズクラブ、かなり良かった記憶ですが、今ブログを読み返してみますと、あまり映画の内容については書いていないですね...

わたしはロランス/グザヴィエ・ドラン監督

2014.10.17

わん他,

あらためてDVDを見てみたら、とんでもなくいい映画だと再認識した。「トム・アット・ザ・ファーム」が待ち遠しい。あらためてDVDで見てみましたら、劇場で見た時とはまた違った発見、と言いますか、ああこうだったのかと違った見え方がしました。多分、GID-Gender Identity Disorder(現在はGD-Gender Dysphoria)やトランスジェンダーに...

私の、息子/カリン・ピーター・ネッツァー監督

2014.07.03

わん他,

とても良い映画でした 車の中からのガラス越しの抑制されたエンディングが何とも言えず素晴らしいです[aal B00WRW00B8]ルーマニア映画です。日本で公開されるものは少ないですね。最近では「4ヶ月、3週と2日」「汚れなき祈り」くらいでしょうか。ん? あらためてググってみたら、「4ヶ月〜」の方は最近じゃないですね、2007年のカンヌ、パルム...

私の男/熊切和嘉監督

2014.06.30

わん他,

二階堂ふみばかりをフィーチャーしすぎてドラマ自体が不明確になってしまったアイドル映画のようだ私の男 [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2015/02/03メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見るこの映画、公開前の露出がやたら多く感じられ何だろうと気になっていたこともあり、公開そうそう見てきました...

ワレサ 連帯の男/アンジェイ・ワイダ監督

2014.05.10

わん他,

幾度も流れる熱いロックがそれを現しているのでしょうが、映画的には渋さはあっても熱さはなく、ワレサも人間的魅力が感じられる…いわゆる伝記ものではあるのですが、全くヒーロー感はなく、とても見やすい反面、どこか物足りなさも感じます。なぜ一電気工であったワレサが、革命的なリーダーとなり、ノーベル平和賞を受賞し、初代大統領にまでなったか、そうしたことを描く意図はあ...

ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う!/エドガー・ライト監督

2014.04.30

わん他,

期待はハチャメチャな酔っぱらいのおバカ映画だったのですが…コメディーを映画館で見ることはほとんどないのですが、何となく見ていたネットの記事で引っかかり見てみました。「あら? 思っていたのと違うぞ」と、突き抜け方ももの足りず、爆笑もできず、私としてはやや残念な映画ではありました。論理はあまり良く分からなかったのですが、ネ...

私は猫ストーカー/鈴木卓爾監督

2014.02.22

わん他,

ゆる〜い感じが心地よい映画でした。公開当時(2009年)結構評価高かったような印象があり、「楽隊のうさぎ」も良かったので、DVD借りてみました。www.movieimpressions.com楽隊のうさぎ [DVD] アーティスト: 川崎航星 出版社/メーカー: アルバトロス 発売日: 2014/08/02 メディア: DVD こ...

わたしはロランス/グザヴィエ・ドラン監督

2013.10.10

わん他,

フレッドのスザンヌ・クレマン、可愛いですし、無神経なおばさんにキレるシーンは最高です絶賛はしませんが、とても良い、そしてまたいろいろ興味深い映画でした。レストランでのランチのシーン、ロランス(メルヴィル・プポー)への無神経なウェイトレスのおしゃべりにフレッド(スザンヌ・クレマン)が啖呵を切るシーンでは、涙がこぼれるほど感動します。映画『わたしはロランス』予告編...

惑星ソラリス/アンドレイ・タルコフスキー監督

2012.10.26

わん他,

ん…相当に観念的ですね ソラリスの海はフロイト的にいえば「超自我」みたいなもんってことでしょうかん…、正直なところ期待ほどでもなかったです。ほとんど眠くなることもなく見られましたが…。https://www.youtube.com/embed/1Tob56MebI8ただ、これはSFというより室内会話劇ですね。SFという意味においては「...