そんなには褒めないよ。映画評

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フォックスキャッチャー/ベネット・ミラー監督

監督の演出力とチャニング・テイタムとスティーブ・カレル二人の演技力ですね

2016/04/01

ピーンと張りつめた緊迫感がいいですね。

一昨年のカンヌで監督賞を受賞、アカデミー賞では、スティーブ・カレル(ジョン・デュポン役)とマーク・ラファロ(デイブ・シュルツ役)が俳優賞にノミネートされていますが、この映画は、監督の演出力とマーク・シュルツ役のチャニング・テイタムとスティーブ・カレル二人の演技力の映画ですね。

フォックスキャッチャー(字幕版)

フォックスキャッチャー(字幕版)

スティーブ・カレル, チャニング・テイタム, マーク・ラファロ
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この二人の演技をみていますと、ハリウッド(アメリカ映画)の凄さというのはこういうことなんだなと思い知らされます。

映画とは、役作り、肉体改造、メイク…、俳優やそれをサポートする人間が、時間やお金を、惜しまず費やすことに値するものだと考えているのでしょう。

スポーツものの映画というのは、リアリティを出すために、カメラワークとか編集とか、あるいはスタントとか、いろいろな映画手法を使わざるを得ないと思いますが、この映画は、ほとんどそうしたことに思いがいかず自然に見られますし、たとえ、DVD視聴でも集中が持続します。

編集の間合いや台詞の間合いがとてもよく、最初から何かが起きるのではないかとの緊迫感が漂っています。

映画に必要なのは、どういう手法を取るにせよ、見るものを集中させる緊張感ですね。

フォックスキャッチャー(字幕版)

フォックスキャッチャー(字幕版)

スティーブ・カレル, チャニング・テイタム, マーク・ラファロ
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