I am calling you. Can't you hear me? I am callin you.昨年2024年あたりからリバイバル上映が特に多くなっているように感じます。洋画の新作に客が入らなくなったからなのか、名作と言われる映画の 4K修復作業が進んでいるからなのか、まあその両方なんでしょう。バグダッド・カフェ / ...
これだけの映画が撮れるのなら、その立ち位置ちょっと離れてみてほしい…東京都世田谷区の小学校の一年を描いたドキュメンタリーです。海外向けのタイトルは「The Making of a Japanese」です。日本人はこうしてつくられるみたいなニュアンスでしょうか。小学校~それは小さな社会~ / 監督:山崎エマ山崎エマ監督の才...
世界一幸せな国の寓話的幸せファンタジーが教えてくれるもの…「ブータン 山の教室」を見たと思っていたのに見ていなかったパオ・チョニン・ドルジ監督の二作目です。タイトルは「お坊さまと鉄砲」、まったく相容れそうもない「お坊さま」と「鉄砲」が並んでいます。原題もブータンの言葉ではなく英語で「The Monk and the Gun」となっています。[to...
山逢いのホテルで、Let me go 、Laissez-moi、ほっといて…ジャンヌ・バリバールさん主演の映画です。「バルバラ セーヌの黒いバラ」や「ボレロ 永遠の旋律」を見ていますが、とても印象に残る演技をする俳優さんです。この映画のメインヴィジュアルや「山間」を「山逢い」としたタイトルからは、いわゆる女性のアバンチュール映画を思わせますがそう...
キャシーの語りという二重構造で嫌な男臭さが消えている…バイクは映画の小道具としてよく使われます。その多くは疾走感の演出であり、それが二人乗りになれば、プラス親密さとともに脱出や逃走のニュアンスが加わります。そして、そのどちらであってもベースには自由への希求といった意味合いが込められています。でも、この「ザ・バイクライダーズ THE BIKERID...