48歳の心を持った14歳の少年を演じた及川桃李さんがとてもいいです 谷口ジローさんという方も知らず、ご当地映画だろうくらいの気持ちで観ましたらこれが結構うまくできていて面白かったです。主人公の少年時代を演じている及川桃利さんがいいんです。48歳がタイムスリップしてきたその心で14歳の少年を演じているんですが、これがまったく違和感ないんです。[toc...
東西ドイツ再統一時の通貨交換にまつわる牧歌的犯罪コメディ この映画、ドイツでは結構受けてるんじゃないですかね。コメディということもありますが、どことなく昔はよかった感が漂っています。30数年前のドイツ再統一の頃ののどかなコミュニティが夢想されたお話です。ハルバーシュタットの埋蔵金 / 監督:ナーチャ・ブルンクホルストネタバ...
ラブストーリー要素多めのミステリー、ただプロットに穴は多い 初めて東野圭吾さん原作の映画を観ました(多分…)。現在と過去の事件がかなり交錯している話ですのでストンと落ちる感じはありませんし、ミステリーというよりも最初に疑問が提示されてそれが説明されていくような映画でした。それにラブストーリー要素多めです。白鳥とコウモリ / 監督:...
是枝監督には「海街diary」や「海よりもまだ深く」といったシンプルな家族ものがあうと思うけど… 是枝裕和監督のオリジナル脚本による「箱の中の羊」です。オリジナル脚本なのに原案にまで是枝監督の名がクレジットされているということは、新作の企画会議に是枝監督から基本プロットの提案があり、企画会議で物語が練られ、それを是枝監督が脚本にしたということなんでしょうか...
原作の発行年は2003年、先取りされた未来が今来ていると考えるならもっと突っ込んで描かないと… 「廃用身」そうした言葉があることも知りませんでしたが、漢字ですのでおおよその意味はわかります。久坂部羊さんの原作の映画化です。監督は吉田光希(𠮷田光希)さんです。廃用身 / 監督:吉田光希(𠮷田光希)ネタバレあらすじ最後...
クロエ・ジャオ監督の持ち味は感傷的で単調な映画づくりなんでしょう シェイクスピアの『ハムレット』誕生の裏話をフィクションで描いた映画です。主演のジェシー・バックリーさんが今年2026年のアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。ハムネット / 監督:クロエ・ジャオネタバレあらすじ原作があります。2020年に出版された...
南沙良さん、出口夏希さん、吉田美月喜さんの3人がとてもいい 映画.com の「当時21歳の現役大学生だった波木銅が第28回松本清張賞を満場一致で受賞し話題を呼んだ青春小説「万事快調 オール・グリーンズ」を映画化」との紹介文を読んで、へー、すごいなあと興味をもった映画、これ、おもしろいね。万事快調<オール・グリーンズ> / 監督:児...
「花まんま」ってそういうことなのね… 今年2025年4月の劇場公開時には、鈴木亮平さんと有村架純さん主演ということでちょっと気になっていた映画、DVDレンタルのキャンペーンがありましたので借りて見てみました。花まんま / 監督:前田哲鈴木亮平さんと有村架純さん主演のふたりが気になったという点では、鈴木亮平さんのうま...
見る者を100%不快にさせる映画から何を見い出すか… これはマイク・リー監督がどういう映画を撮る人かを知っていないとただうんざりして終わりそうな映画です。いや、知っていてもダメかも知れません。裏の裏を読まないと何をやろうとしたのかに辿り着けそうもありません。ハード・トゥルース 母の日に願うこと / 監督:マイク・リーネタバ...
火曜サスペンス劇場的昭和の2時間ドラマ… 「孤狼の血」の柚月裕子さん原作の『盤上の向日葵』の映画化です。監督は熊澤尚人さんです。私はこういうベタな昭和ものはダメです(ゴメン…)。その時代たくさんつくられていた2時間ドラマのような映画です。盤上の向日葵 / 監督:熊澤尚人ネタバレあらすじ火サス的ドラマパターン...
アンドレア・アーノルド監督の過去作が見たくなるマジックリアリズムの良作… 昨年2024年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたアンドレア・アーノルド監督の映画です。私は初めて見る監督ですが、現在64歳ですし、かなりキャリアのある方です。2004年には「Wasp」でアカデミー賞最優秀短編映画賞を受賞していますし、カンヌ国際映画祭では、2006年「...
パオロ・ソレンティーノ監督の I love Napoli … パオロ・ソレンティーノ監督、見ているのはもう10年前になる「グレート・ビューティー 追憶のローマ」だけです。そのレビューにはなんじゃこりゃみたいなことを書いていますが、見直したほうがいいかも知れません。この「パルテノペ ナポリの宝石」、良し悪し両面で目を見張るような映画でした(笑)。[t...
これではピンク映画のレクイエムにはならんでしょう… 監督としては「火口のふたり」以来でしょうか、荒井晴彦監督の「花腐し」です。松浦寿輝さんの同名小説に「ピンク映画へのレクイエムという荒井監督ならではのモチーフを取り込んで大胆に脚色(映画.com)」した映画とのことです。花腐し / 監督:荒井晴彦「女優」は男の妄想の言い訳…...
タイトルにそそられて見てみたら、ほぼストップモーションアニメだった… 前作の「オオカミの家」も知らず、タイトルが面白そうと思っただけで見に行きましたら、そもそもレオン&コシーニャはストップモーションアニメの作家さんたちだったのね(笑)。ですので、というのもなんですが、ですので何も書いていませんし書けません。ハイパーボリア人...
韓国、アメリカ、アイデンティティのゆらぎ… これもよくタイトルを目にした映画です。公開時に見なかったのはアメリカ映画のラブストーリーはつまらないからなんですが(ゴメン…)、見てみましたら結構面白かったです。パスト ライブス/再会 / 監督:セリーヌ・ソン韓国人はノーベル賞をとれない…ただ、面白かったのはほぼ終盤のノ...
40年前は男のロマンティシズムでも、2025年の今からみればDV… 「バグダッド・カフェ 4Kレストア」に続いてのリバイバル上映「パリ、テキサス 4K レストア版」です。なんと! 当時見ていると思っていたのに見ていませんでした。多分「アメリカ、家族のいる風景」や「ランド・オブ・プレンティ」とごちゃごちゃになっていたんだと思います。...
I am calling you. Can't you hear me? I am callin you. 昨年2024年あたりからリバイバル上映が特に多くなっているように感じます。洋画の新作に客が入らなくなったからなのか、名作と言われる映画の 4K修復作業が進んでいるからなのか、まあその両方なんでしょう。バグダッド・カフェ / ...
こういう映画にどうこう言うのも野暮というもの… 佐藤健さん目当てと自分の忍耐力を試すために見てみました(笑)。以下、映画の内容については何も書いていません。はたらく細胞 / 監督:武内英樹こういう映画にどうこう言うのも野暮だが…もう少し面白いんじゃないかと多少の期待を持って見に行ったのですが、面白みという点ではあり...
キャシーの語りという二重構造で嫌な男臭さが消えている… バイクは映画の小道具としてよく使われます。その多くは疾走感の演出であり、それが二人乗りになれば、プラス親密さとともに脱出や逃走のニュアンスが加わります。そして、そのどちらであってもベースには自由への希求といった意味合いが込められています。でも、この「ザ・バイクライダーズ THE BIKERID...
…と言うよりも、エイミーをエイミー視点で描いた音楽映画… 2008年のグラミー賞で主要4部門のうち最優秀新人賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞の3部門を含む5部門を受賞したエイミー・ワインハウスさんの伝記映画です。ワインハウスさんは、2011年、27歳のときに急性アルコール中毒で亡くなっていますので27クラブのひとりと言われています。...