か行

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菊とギロチン

2018.08.13

か行,

シナリオと編集に難あり…瀬々敬久監督の自主企画とか構想30年などという言葉がありましたので、どういうことなんだろうとググっていましたら、クラウドファンディングで資金を募っていた記事がありました。やるなら今しかない! 7月7日公開 瀬々敬久監督入魂の『菊とギロチン』上映支援プロジェクト - クラウドファンディングのMotionGalleryプロデューサーの坂口一...

カメラを止めるな

2018.08.05

か行,

緻密な計算と隙きのない間合いの映画、ただし面白いのは1/3小規模の公開が口コミで評判を生み、ついには全国◯館で公開! なんて宣伝文句はアメリカ映画ではよく目にしますが、日本でもついにそうしたことが可能な配給環境になったんでしょうか。8月4日の映画.comの記事では「東京2館での公開から全国124の劇場での公開」 と記されています。公式サイト / 監督:上田...

軍中楽園

2018.07.20

か行,

兵士と娼婦の悲恋物語、良くも悪くも追憶の彼方に…公式サイトの画像やコピーをちらっと見て、軍人と娼婦の悲恋物語かなと予想して見に行きましたら、悲恋物語もあるにはあるのですが、全体としては、追憶の(やや)群像劇的な物語でした。公式サイト / 監督:ニウ・チェンザーただ、(やや)群像劇的だとわかったのは中盤に入ってからですし、ああ、追憶物語なのねとわかったのもほ...

君が君で君だ

2018.07.17

か行, , 褒めてる映画

仮想空間で繰り広げられる狂気の恋愛ゲーム愛は狂気だ、って映画です。ただ、時代の空気からなのか、この手の話をストレートにやるのは憚れるのでしょう、その狂気はギャグで包まれ、オチにしても、迷いなのか、ごまかしなのか、いくつものパターンで終えています。とは言え、少なくとも、映画や演劇は、まだ狂気を表現できる、また、表現してもいいものだと再認識させてくれている点におい...

グッバイ・ゴダール!

2018.07.14

か行,

ゴダールと言えども、男女の別れは映画通りにはいかず…今さら私が説明するまでもないゴダールですが、ただ、今でも代表作として語られる映画の多くは、1959年の「勝手にしやがれ」から、この映画の冒頭に出てくる1967年の「中国女」あたりまでの作品で、この映画が描く時期は、一般的には(映画が)あまり知られていない時期で、自らの成功をぶち壊そうとした転換期だったようです。...

ゲッベルスと私

2018.07.03

か行,

人は自分が悪であること、あるいは悪とともにいることに気づかないヨーゼフ・ゲッベルスと言えば、プロパガンダの天才と言われ、ナチスの権力掌握に大きな役割を果たし、ナチスの No.2として国民啓蒙・宣伝大臣に就いた人物です。この映画は、そのゲッベルスの秘書だったというブルンヒルデ・ポムゼルさんのインタビューを構成したものです。公式サイト / 監督:クリスティアン・...

ガザの美容室

2018.07.01

か行,

戦闘がハマス対イスラエルのものでないことにビックリ!舞台はパレスチナ自治区ガザの美容室、中には13人の女たち、外には武器を持ってうろつく男たち。日本からみれば相当にシュールなこの風景は、ガザにおいては紛うことなき現実ということなのでしょう。 公式サイト / 監督:タルザン&アラブ・ナサールワンシチュエーションドラマです。美容師2人の小さな店に10人の女...

告白小説、その結末

2018.06.24

か行,

その結末なしのサスペンスは原作者の実体験かも…オチなしのサスペンス映画でした(笑)。言い方を変えれば、私の妄想を聞いてくれてありがとう、みたいなことですかね。公式サイト / 監督:ロマン・ポランスキーある人気作家がいて、書けないスランプに陥って悶々としているところへ、ひとりの女性が現れ、かなり強引に近づいてきます。女性は、ELLEと名乗り、ゴーストライ...

君の名前で僕を呼んで

2018.04.27

か行,

というほどのネタはなく、ボーイズラブ的美しさの映画かと思う随分前から予告編をやっていたんじゃないでしょうか、すでに見た映画のような印象です。それにしてもこの(チラシやサイトの)ブルー、合成でしょうが、Windows Blue のようなブルーで、印象深いですね。ふたりの気持ちの深さのブルーなんでしょうか。監督は、「ミラノ、愛に生きる」「胸騒ぎのシチリア」のルカ・...

心と体と

2018.04.21

か行,

おお、見応え充分のシリアス系…と、終わってみればラブコメ系!?ハンガリーの映画です。昨年2017年のベルリンで金熊を受賞しています。全く知らない監督ですので公式サイトの紹介を見てみましたら、1989年にデビュー作の「私の20世紀」という映画でカンヌのカメラドールを受賞し、その後数本をヴェネチアやロカルノに出品していますが、この映画は1999年以来18年ぶりの長編...

彼らが本気で編むときは、

2018.04.19

か行,

(DVD)とてもわかりやすい人物配置の家族ファンタジーDVD視聴ですので今さら言うことではありませんが、生田斗真さんが MtFのトランスジェンダーで、身体的にも女性に移行した人物を演じています。日本のメジャーな映画では、おそらくトランスジェンダーの人物が主演の映画はなかったのではないかと思いますが、海外では、最近でも、当サイトお勧め映画にピックアップしている「...

恋する都市 5つの物語

2018.04.17

か行,

若手中国人監督5人によるオムニバス映画。ウォン・カーウァイを思わせる映画もあり…若手中国人監督5人によるオムニバス映画です。プラハ、上海、パリ、小樽、フィレンツェの5都市を舞台にして、それぞれ男女の様々なラブストーリー(的交流)を描いています。基本的には5つの物語に関連性はないのですが、エンドロールでそれらをうまい具合に結びつけてひとつの映画としての余韻をもた...

彼の見つめる先に

2018.03.21

か行,

もうゲイという言葉もやめようよ、ブラジル発の爽やか青春物語ブラジル、サンパウロからの青春映画です。ダニエル・ヒベイロ監督が2010年に撮った「I Don't Want to Go Back Alone」という短編映画を同じキャストで長編映画化した作品とのことです。監督は、1982年生まれですから35、6歳ですね。公式サイトに2014年のベルリンでFIPRES...

犬猿

2018.02.14

か行,

舞台劇にもできそうな会話劇、面白いですよ。特に江上敬子さんがいいです。映画と関係のないところから入りますが、監督の????田恵輔(吉田恵輔)さんの「????」って公式サイトでは「つちよし」になっていますね。普通じゃ変換されません。ちょっと調べてみましたら、もともと「吉」が旧字体で「????」が新字体(異字体)の同じ文字で、「????」は現在でも人名には使えない...

紙の月

2018.02.12

か行,

(DVD)宮沢りえさんの映画でした宮沢りえ主演、吉田大八監督、角田光代原作の2014年の映画です。日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など数多くの賞を受賞しているようです。確かに主演女優賞にふさわしい宮沢りえさんの映画ですね。最近吉田大八監督の「羊の木」や角田光代原作の「月と雷」を見たことや、DVDで「湯を沸かすほどの熱い愛」を見て宮沢りえさんって結構いいじゃないと...

恋とボルバキア

2018.01.26

か行,

井上魅夜さん(すず)を見に行ってきた日本のドキュメンタリーはあまり見ないのですが、井上魅夜さんという、以前読んで感動した「化粧男子 男と女、人生を2倍楽しむ方法」の著者が出ているということで見に行きました。初日の1月20日には舞台挨拶にみえていたんですね。知りませんでした。え? 井上魅夜さんって、今、名古屋でお店やってるんですか?若衆bar やまと男ノ娘 ...

グッバイ・サマー

2018.01.14

か行,

(DVD)ミシェル・ゴンドリー監督って、早くから割りとビッグな俳優で映画を撮っている印象があり、アメリカの監督だと思っていました。アメリカで映画を撮るきっかけはミュージック・ビデオの評価からのようです。ネット上の MV や PV を見てみましたが発想豊かですね。ミシェル・ゴンドリー - Wikipediaそれはともかく、何本もタイトルは見知っているのに、今確認...

クリーピー 偽りの隣人(DVD)

2018.01.09

か行,

黒沢清監督は(私には)その実力がよく分からない監督の一人です。特にフランスかと思いますが、誰だったか若手の監督が、フランスでは映画を学ぶ(学校?)際に、日本の監督では北野武監督と黒沢清監督を題材にしているとか語っていたなど、人気があるそうです。ところが、最近の映画、初めて海外で撮った「ダゲレオタイプの女」、カンヌの「ある視点」部門で監督賞を受賞した「岸辺の旅」、(私には)どちらも残念な出来でし...

希望のかなた

2018.01.07

か行,

希望とは反対側にある現実ということ「ル・アーヴルの靴みがき」以来のアキ・カウリスマキ監督です。映画って、何々三部作というくくり方をする場合が多く、この「希望のかなた」も「ル・アーヴルの靴みがき」と共に「港町三部作」あらため「難民三部作」と呼ばれて(呼んで?)いるそうです。本人の言葉かどうか定かではありませんが、「難民」をテーマにもう一作撮るということでしょうか...

勝手にふるえてろ

2017.12.26

か行,

意外にヨシカは健全じゃないの?綿矢りささんと金原ひとみさんが19歳と20歳で芥川賞をダブル受賞し騒がれたのが2004年初めですから、そろそろ14年になります。芥川賞も、意図的かどうかは別にして、時々世間を騒がす(笑)ことをやらかしますが、この二人の受賞時もすごかったです。ご多分に漏れず私も文藝春秋を買って読みましたが売り切れ続出だったと思います。ただ、綿矢さん...