すべてうまくいきますように

2023.02.05

さ行,

ネタバレレビュー・あらすじ・感想・評価フランソワ・オゾン監督の最新作? と思いましたら、違いますね。これは2021年のカンヌのコンペティションに出品された映画で、オゾン監督はその後、2022年のベルリンのコンペティションに「Peter von Kant」を出品し、今年2023年1月にも「Mon crime(The Crime Is Mine)」がフランス...

スクロール

2023.02.03

さ行,

ネタバレレビュー・あらすじ・感想・評価出演が北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音とくれば、やはり見てみようと食指が動きます。監督は清水康彦さん、ウィキペディアのプロフィールには「映像ディレクター。映像監督。映像作家」と並んでいます。でも全部おんなじじゃないですかね(笑)。スクロール / 監督:清水康彦目立つ清水康彦監督の...

スペンサー ダイアナの決意

2022.10.14

おすすめ映画, さ行,

クリステン・スチュワートのダイアナが自由への物語を生み出す「クリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じ(映画.com)」の書き出しを見ただけでもう映画館のチケット予約サイトでポチッとしてしまいました(笑)。ダイアナに興味があるわけではありません。「クリステン・スチュワートがダイアナ?!」ってことです。スペンサー ...

ストーリー・オブ・マイ・ワイフ

2022.08.14

さ行,

見どころはレア・セドゥのワンシーンのみか…2017年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞した「心と体と」のイルディコー・エニェディ監督最新作です。昨年2021年のカンヌ映画祭のコンペティションに出品されています。受賞はありませんでした。主演はレア・セドゥさん、新境地(私が見ている映画では…)の役柄でこれまでとは違った魅力が爆発していました。[t...

355

2022.02.06

さ行, , 英数字, 数字

俳優の無駄遣い。新しい女性アクション映画を。このところ日本映画を見ることが続いていますのでちょっと気分転換にということと、ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴという錚々たるメンバーということと、そして、さらに女性が主人公のスパイアクションものということで見に行ったのですが…...

スウィート・シング

2021.11.11

さ行,

既視感はあるが気持ちが豊かになる映画、悲惨さを越えて。「イン・ザ・スープ」のアレクサンダー・ロックウェル監督の25年ぶりの日本公開作品ということです。タイトルにはなにか引っかかるところがありますが多分見ていないです。それに、25年ぶりということは1996年になりますが、この映画の製作年は1992年になっており日本公開が遅かったのか、他の映画の話なのか、IMDbなど...

スターダスト

2021.10.11

さ行,

ジギー・スターダスト誕生に迫れているか…?音楽映画は鉄板というのはほぼ間違いなく、迷いなく見に行けます。と思い、見に行ったのですが、音楽映画ではありませんでした。もう3年前になりますが、フレディ・マーキュリーの伝記もの「ボヘミアン・ラプソディ」のような映画を期待していきますとややがっかりするかもしれません。ただ、様々な世界(ジャンル)でア...

スザンヌ、16歳

2021.09.16

さ行,

女16歳、男35歳の恋愛を16歳の側から描くスザンヌ・ランドン監督、現在21歳、撮影時は19歳くらい、この映画のシナリオ(のベース、多分)を書いたのは15歳、そして自ら、監督、脚本、主演という映画です。両親は、ともに俳優のサンドリーヌ・キベルランさんとヴァンサン・ランドンさんです。スザンヌ、16歳 / 監督:スザンヌ・ランドン16歳女子から見た...

すべてが変わった日

2021.08.16

さ行,

Let him go はアメリカ社会の裏の一面かもラリー・ワトソン(Larry Watson)さんという作家の同名タイトル「Let him go」という小説が原作らしく、その小説の時代設定は1951年であるところを映画では1963年にしています。なぜこんなに中途半端に時代をずらしたのでしょう。アメリカ人にとっては、その10年の違いにもなにか意味があるのかも...

スリー・ビルボード

2021.05.01

さ行,

看板の裏表と人間の裏表今日の今日までハリウッド、少なくともアメリカ映画だと思いこんでいました。それゆえDVDでいいやとスルーしていたのを「ノマドランド」を見たことから、そういえばと思い出して見てみましたら、こんな映画だったの?! とびっくりした次第です。スリー・ビルボード / 監督:マーティン・マクドナーオチなしじゃん! 登場人物みなディスコミュ...

ステージ・マザー

2021.02.28

さ行,

音楽と俳優でみせる映画、深くはないけど楽しいいい音楽といい俳優がいれば映画は成り立つという典型でしょうか。もちろん、コメディやファンタジーに限ってのことであり、シリアス系であれば当然それらとともに監督なりつくり手の視点が問われることになりますのでこの限りではありません。ステージ・マザー / 監督:トム・フィッツジェラルドこの映画はいわゆるファンタジ...

すばらしき世界

2021.02.14

さ行,

エピソードつなぎの安易なドラマになっていないか…西川美和監督、ついに原作ものか?!と思ったのですが、正直、これまでの自作のオリジナル脚本との違いはあまり感じられませんでした。いい意味で言えば、もともときっちりした脚本の存在が感じられる映画を撮る監督ですので、この映画でも原作に納得し、それを完全に自分のものにして脚本を仕上げたんだろうと思います。すばらしき...

ストックホルム・ケース

2020.11.07

さ行,

アメリカン・ニューシネマの幻を見ているようだ映画としては意外にも面白かったです。意外にもというのは、「ストックホルム・シンドローム」についての映画なんだろうと見に行ったのに、(まったく)そうではなく単に犯罪ものの娯楽映画だったので、なーんだあと思ったのに、割と見られたというややこしい意味です(笑)。この映画は、ストックホルム・シンドロームとは何かと考える上で必...

スパイの妻

2020.10.18

さ行,

蒼井優は若尾文子になれたのか?不思議な映画です。なぜこんな昔くさい映画を撮ったのでしょう?ドラマの内容ではありません。映画のつくりがです。スパイの妻 / 監督:黒沢清今年2020年のヴェネツィア映画祭で最優秀監督賞(銀獅子賞)を受賞しています。なのに「劇場版」となっていますので、え? と思ったのですが、今年の6月にNHKのBS8Kで放送されたものの...

ステップ

2020.07.19

さ行,

子育て映画ではなく、家族主義的感動(させたい)映画だった山田孝之さんがシングルファーザー? ってことで見てきました。ステップ / 監督:飯塚健始まってしばらくは、少しふっくらした印象もあり、へぇー、こういう役もいけるんだと見ていたんですが、映画が進むにしたがって、でも待てよ、この俳優さん、風変わりな役柄でもバタバタしないし崩れないタイプだよなあとい...

ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語

2020.06.18

さ行,

グレタ・ガーウィグ監督の自由な価値観があふれる四姉妹の台詞のアンサンブルがすごいです!グレタ・ガーウィグ監督(脚本も)の才能が爆発しています。それにキャスティングもすごいです。ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語 / 監督:グレタ・ガーウィク始まってしばらくは混乱するかもしれません。なにせ四姉妹の2つの時代が同じキャスティングで入り乱れ...

スウィング・キッズ

2020.02.24

さ行,

コメディタッチのダンス&音楽映画でありながら背景はシリアス映画関係のサイトを見たりしていますと、わりとよく「サニー 永遠の仲間たち」の文字を目にします。見てはいないのですが、そのカン・ヒョンチョル監督の映画ということで興味を持った「スウィング・キッズ」、タイトルやビジュアルからも音楽&ダンス映画だと思われ、おそらくハズレはないでしょう。スウィング・キッズ ...

スターリンの葬送狂騒曲

2018.08.03

さ行,

スターリン死後の権力闘争をギャグるも、毒にもならずスターリンが倒れた1953年3月1日からのソビエト連邦共産党内の権力闘争の内幕がコメディタッチで描かれています。主にベリヤとフルシチョフの争いで、当初はベリヤが権力を握りますが、(映画の)最後にはフルシチョフが勝つことになります。映画の中ではまるで時間軸がわからず、数日の出来事のように作られていますが、ウィキペデ...

スウィート17モンスター

2017.04.26

さ行,

ヘイリー・スタインフェルドの映画ですね「PARKS パークス」に続いての青春映画です。といっても、タイプも傾向も全く違う青春で、こちらはもうほんとにアメリカの青春!(知らないけど)という映画です。公式サイトの受賞歴(AWARDS)をみますとアメリカじゃ大ウケだったんだろうと想像しますが、日本の同年代たちはこういう映画をどう見るんでしょう?夕方からの上映だった...

スノーデン

2017.02.02

さ行,

他国の話ではない、日本でもやっているでしょう。ノートのカメラは切りましょう。スノーデン氏が NSA の盗聴などの諜報活動を告発したのは2013年、もう4年前になります。「シチズンフォー スノーデンの暴露」というドキュメンタリーもありました。オリバー・ストーン監督は、この映画について「私個人の考えは作品に一切入れていない。すべてスノーデンが私に語った内容です。NS...