海街diary

綾瀬はるかさんのうまさが光る映画ですかね原作は、 吉田秋生さんって方の漫画なんですね。そんなことも知らずに、そういえばカンヌのコンペティションに出品されたなあと思い借りてみました。

パルムドールが「ディーパンの闘い」の年で、「ティエリー・トグルドーの憂鬱」「五日物語 3つの王国と3人の女」「キャロル」「黒衣の刺客」「山河ノスタルジア」「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」「母よ、」「サウルの息子」「母の残像」「追憶の森」「或る終焉」と、コンペティションで上映された映画で見ているものを上げ始めましたら、結構見てますね。

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今さら、レビューやらあらすじを書くこともありませんので、見たことの記憶程度に残しておこうかというものです。

特別ドラマチックな出来事が起きるわけではありませんが、前半は結構集中して見られます。ただ、さすがに、こういう映画なのねと分かってきますと何となく先もみえてきますので、後半はつらいところもあります。

でも、さすがにと言いますか、いつもと変わらずと言いますか、是枝監督の映画はていねいで安心して見られます。芯(中心)に置く俳優の選択がうまいですね。

今回は、綾瀬はるかさんですが、映画では初めて見ましたがうまいです。同じく初めてみた広瀬すずさん、どうでしょう? ミスキャストじゃないですかね。

ということで、まあ、物語は「きれいすぎ」て、何も心に残ることもなく終わってしまいましたし、それに、四姉妹の話ではありますが、四女のすずはともかく、三人は姉妹というよりシェアハウスの住人のようです。 

面白いところもあるけれども全体としてつまらないというのが正直なところで、なぜ是枝監督がこの原作漫画を映画化しようとしたのかよく分からないですね。

漫画は読まないのですが、というより読めない、集中できないので読めないのですが、この原作漫画、一体ターゲットは何歳くらいなんでしょう?

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