馬々と人間たち/ベネディクト・エルリングソン監督

2014.12.04

あ行,

面白い映画ですが、みんなが双眼鏡持ってる村に住むのはちょっと…(笑える)馬々と人間たち [DVD] 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント 発売日: 2015/06/02 メディア: DVD この商品を含むブログ (1件) を見るいやあ、とても新鮮な感覚の味わえる映画です。おおらかだけれども大胆、そんな北欧の映画に多い、...

太秦ライムライト/落合賢監督

2014.07.29

あ行,

ライムライトを模した物語を撮りたかったのか、福本清三さんを撮りたかったのか、よく分からない太秦ライムライト [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2015/01/21メディア: DVDこの商品を含むブログ (3件) を見るこの映画、監督が落合賢さんじゃなければ見に行かなかったかも知れません。というのは、3年前だっ...

ウィズネイルと僕/ブルース・ロビンソン監督

2014.07.08

あ行,

何とも切ないラストですが、1969年、世界中がそういう時代でした。ウィズネイルと僕 [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2014/11/05メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見るこの映画を字幕で楽しむのは難しいですね。基本、せりふ劇ですし、細かいところでジョークなのかマジなのか分からないと、何を...

ヴァイブレータ/廣木隆一監督

2014.06.23

あ行,

「弓/キム・ギドク監督」ニコ動"私の男"公開記念 「禁断の愛と絡み合うエロス」特集ニコニコの「"私の男"公開記念 「禁断の愛と絡&...

ヴィオレッタ/エヴァ・イオネスコ監督

2014.06.18

あ行,

ロリータというよりも、監督自身が持つ過去の記憶、ある一時期の母の記憶を映像化した…「ロリータ」、小説のタイトルではなく概念としてのロリータですが、ロリータは芸術なんでしょうか? ロリータアートなんて言葉もあるんですね。1977年、実の母親が撮影した自分の娘のヌード...

ウォールフラワー/スティーヴン・シュボースキー監督

2013.12.21

あ行,

サムとのラブシーンのフラッシュバックがわかる人、教えて欲しいどことなくひやひやさせられ続ける感じが心地よい青春映画です。映画『ウォールフラワー』予告編出てくるアイテムがカセットテープやコードレスホンですから、時代背景は1990年前後でしょうか、そうしたちょっとだけ昔といった、ノスタルジックまでいかない懐かしさも程よいです。まあ...

海と大陸/エマヌエーレ・クリアレーゼ監督

2013.05.25

あ行,

ロケーションもいい、テーマもいい、良いところはいっぱいあるのに、一向に映画的なものが生まれてこないこういった設定、イタリアやフランスの片田舎の青春ものは大好きなんですが、この「海と大陸」は何ともはっきりしない映画でした。何に焦点を絞って見ていいのか判然とせず、かと言ってさほど画力があるわけでもなく、それはひとえに編集のまずさから来ているのではないかと、私は思います...

ヴァンパイア/岩井俊二監督

2012.10.02

あ行,

岩井ワールドではあるけれど、およそ映画的ではない映画です公式サイトによると「監督・脚本・撮影・編集・音楽・プロデュース」を、もちろんひとりでいうことではないでしょうが、自分でやっているらしいです。https://www.youtube.com/embed/8cZQ-ilda7gであるなら、もっとインパクトのある映画になってもよさそうな...

裏切りのサーカス/トーマス・アルフレッドソン監督

2012.05.07

あ行,

美しきシャッフル編集とたゆたう横移動カメラによって醸し出される不思議な浮遊感を堪能する映画ってことでしょうかちょっとばかりやり過ぎですよ、トーマス!と言いたいですね。いくらミステリアスさや重厚さの演出だとしても、スクリーンを眺めつつ物語として再構築できないほどに時間や場所をシャッフルして編集してしまっては、次々に切り替わるシーンの関連づけに四苦八苦させら...

ウィンターズ・ボーン/デブラ・グラニック監督

2011.11.08

あ行,

は、性を超えた新しい映画だ!アメリカという国の一面なのか、あるいは原点なのか、荒々しくも殺伐とした映画です。https://www.youtube.com/watch?v=uMoVZ6s5Z3Aただ、それも途中(ラスト近くかな?)までで、なぜか最後は皆優しくなってしまいます。個人的には、とことん行って欲しいのですが、そんな映画、誰も見...

失われた肌/DVD

2010.03.03

あ行,

不思議な映画でした。ガエルくんの映画かと思って観ていたら、見終わってみると、元妻ソフィア(アナリア・コウセイロ)がほとんどの物語を展開させていき、ガエルくん演じるリミニは、ただただソフィアの圧倒的な思いに翻弄され、過去へ過去へと引き戻されていくという、邦題よりも原題の「EL PASADO(THE PAST)」そのものの映画でした。翻訳家のリミニが味わう人生の流転(?)は、並べてみると何とも凄まじい...