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悲しみに、こんにちは

2018.09.10

か行,

ネタバレしていますが、言葉で言い換えることの出来ないネタバレに意味のない映画です昨年のベルリンのジェネレーションKplus でグランプリを受賞した映画です。ジェネレーションKplus と言いますと、児童・青少年向け映画部門 (Kinderfilmfest)ということなんですが、この映画、(多分)子どもが見て感情移入できるような映画ではないですね。むしろ大...

カメラを止めるな

2018.08.05

か行,

緻密な計算と隙きのない間合いの映画、ただし面白いのは1/3小規模の公開が口コミで評判を生み、ついには全国◯館で公開! なんて宣伝文句はアメリカ映画ではよく目にしますが、日本でもついにそうしたことが可能な配給環境になったんでしょうか。8月4日の映画.comの記事では「東京2館での公開から全国124の劇場での公開」 と記されています。公式サイト / 監督:上田...

ガザの美容室

2018.07.01

か行,

戦闘がハマス対イスラエルのものでないことにビックリ!舞台はパレスチナ自治区ガザの美容室、中には13人の女たち、外には武器を持ってうろつく男たち。日本からみれば相当にシュールなこの風景は、ガザにおいては紛うことなき現実ということなのでしょう。 公式サイト / 監督:タルザン&アラブ・ナサールワンシチュエーションドラマです。美容師2人の小さな店に10人の女...

彼らが本気で編むときは、

2018.04.19

か行,

(DVD)とてもわかりやすい人物配置の家族ファンタジーDVD視聴ですので今さら言うことではありませんが、生田斗真さんが MtFのトランスジェンダーで、身体的にも女性に移行した人物を演じています。日本のメジャーな映画では、おそらくトランスジェンダーの人物が主演の映画はなかったのではないかと思いますが、海外では、最近でも、当サイトお勧め映画にピックアップしている「...

彼の見つめる先に

2018.03.21

か行,

もうゲイという言葉もやめようよ、ブラジル発の爽やか青春物語ブラジル、サンパウロからの青春映画です。ダニエル・ヒベイロ監督が2010年に撮った「I Don't Want to Go Back Alone」という短編映画を同じキャストで長編映画化した作品とのことです。監督は、1982年生まれですから35、6歳ですね。公式サイトに2014年のベルリンでFIPRES...

紙の月

2018.02.12

か行,

(DVD)宮沢りえさんの映画でした宮沢りえ主演、吉田大八監督、角田光代原作の2014年の映画です。日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など数多くの賞を受賞しているようです。確かに主演女優賞にふさわしい宮沢りえさんの映画ですね。最近吉田大八監督の「羊の木」や角田光代原作の「月と雷」を見たことや、DVDで「湯を沸かすほどの熱い愛」を見て宮沢りえさんって結構いいじゃないと...

勝手にふるえてろ

2017.12.26

か行,

意外にヨシカは健全じゃないの?綿矢りささんと金原ひとみさんが19歳と20歳で芥川賞をダブル受賞し騒がれたのが2004年初めですから、そろそろ14年になります。芥川賞も、意図的かどうかは別にして、時々世間を騒がす(笑)ことをやらかしますが、この二人の受賞時もすごかったです。ご多分に漏れず私も文藝春秋を買って読みましたが売り切れ続出だったと思います。ただ、綿矢さん...

南瓜とマヨネーズ

2017.11.16

か行,

出来は結構いいのですが、印象薄くすぐに忘れてしまいそう「漫画家・魚喃キリコの代表作『南瓜とマヨネーズ』」の映画化ですが、そもそもその漫画どころか作者の名前の読み方も分かりません。「なななん」と読むようで、ざっとググってみたところでは、そういう魚がいるともいないとも、よく分かりません。いないよね(笑)。「ストロベリーショートケイクス」の原作も魚喃さんの漫画が原作...

葛城事件/赤堀雅秋監督

2016.06.20

か行,

家族、抑圧的な父親、それによって起きる悲劇、無差別殺人、この設定が古臭くありませんか?「その夜の侍」を見ていますが、この「葛城事件」を見に行ったのは、それが理由ではなく、昨日でしたか、一昨日でしたか、三浦友和さんが阿川佐和子さんのインタビュー(6/24 間違いです 何だったか忘れました)を受けているテレビを見て、なんとなく三浦友和さんにいい印象を持ったからです。...

神様メール/ジャコ・バン・ドルマル監督

2016.06.03

か行,

考え過ぎであればいいのですが、何だか上から目線で差別意識を感じます。そんな映画じゃない?いくら何でも「神様メール」はないよな、などと憤慨(笑)しながらググってみましたら、邦題を考えた配給でしょうか、宣伝プロデューサーのインタビューがヒットしました。まあ、人のセンスをどうこう言っても始まりませんが、ずれているのは間違いないですね(笑)。それに、そもそも媚びタイト...

蜃気楼の舟/竹馬靖具監督

2016.04.08

か行,

脚本の基本線はいいと思いますが、映画的には「考え落ち」で、ややつらいです竹馬靖具監督の名前は知らなかったのですが、「真利子哲也と共に映画『NINIFUNI』の脚本を執筆(ウィキペディア)」と真利子哲也監督の名前があったことと田中泯さんが出演していることで見に行きました。んー、観念的ですね。こういう映画は嫌いじゃないですが、ちょっと中心がない感じで残念です。...

牡蠣工場/想田和弘監督

2016.03.18

か行,

観察映画なら、何も語らず、映画で観察眼を主張すべきでしょう。想田和弘監督、初めてです。「選挙」を何となく知っている程度なんですが、ウィキを見ましたら華々しい活躍なんですね。「観察映画」というスタイルでドキュメンタリーを撮っているとのことで、こちらでその意味合いについて語ってみえます。観察映画とは (想田和弘著 『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』 (講談社現...

神様なんかくそくらえ/ジョシュア&ベニー・サフディ監督

2015.12.28

か行,

淡々と、ジャンキーもホームレスもひとつの生き方だからという見方をすれば、まあいいか2014年ですから、一昨年ということになりますが、東京国際映画祭のグランプリです。さくら何とかとかいう賞はなくなって、「東京グランプリ」というのが正式名称なんでしょうか。いろいろ名前が変わったり、ロゴが変わったりするのは、そもそものコンセプトが変わるってことでしょうから、残念ながら...

過ぐる日のやまねこ/鶴岡慧子監督

2015.10.20

か行,

フランスを目指した(かどうかは本当のところ分かりませんが…)はずが日本に舞い戻ってしまったのでしょうか?2012年「くじらのまち」でPFFグランプリを獲得し、出品したベルリン映画祭で「フランス映画のようだ」と評された鶴岡慧子監督が、PFFスカラシップで撮った初の劇場公開作です。確かに「くじらのまち」は、無駄なところのない、よく練って作られた映画でした。三人の高校...

顔のないヒトラーたち/ジュリオ・リッチャレッリ監督

2015.10.14

か行,

映画の評価より「フランクフルト・アウシュビッツ裁判」について語るしかない誤解を受ける言い回しかもしれませんが、我々日本人ってヒトラーやアウシュビッツを扱った映画って好きですよね。配給もそれを分かって邦題をつけているのでしょうが、かく言う私もつい見なくてはいけない(強迫)観念にとらわれて見に行きました。連休明けの朝イチですので空いているかと思いきや、その時間帯にし...

彼は秘密の女ともだち/フランソワ・オゾン監督

2015.08.26

か行,

ヴィルジニアは「わたしはロランス」のロランスとなり、「オール・アバウト・マイ・マザー」のロラへと旅立っていくのでしょうか?どちらかと言いますと、ぐぐっと引き込まれる映画が好みですが、こういう楽な映画もまたいいものです。冒頭から5分か10分くらいでしょうか、幼いクレールが、ローラと出会い、双子の姉のように慕いながら大きくなり、ローラの後を追うようにして恋愛、結婚...

カニバル/マヌエル・マルティン・クエンカ監督

2014.09.09

か行,

この映画、カニバリズムを何かそのままあるものとして受け入れている節がありますカニバル DVD出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2014/10/01メディア: DVDこの商品を含むブログを見るもちろんカニバリズムのカニバルでですし、公式&#x...

かしこい狗は吠えずに笑う/渡部亮平監督

2014.04.24

か行,

映画としてはもっと整理すべきだとは思いますが、うまい台詞もたくさんあり、映画監督より脚本家として…私好みの映画は撮ってくれそうもありませんが(笑)才能は感じられます。自主映画ですのでいろいろな眼が入らないこともあるのでしょう、まだまだ整理し切れていない感じがします。前半はどこに向かうのかかなりつかみづらいのですが、後半は一気にサスペンスタッチとなり結構見られます。...

家族の灯り/マノエル・ド・オリヴェイラ監督

2014.04.16

か行,

多分、絵画的な画のつくりや舞台劇的な独白を多用した象徴性を楽しむべきなのでしょう、が…こういう映画を楽しむのは結構骨が折れます。具体的なことをやっているのに、現代に結びつきにくく、象徴的に見ようにも、あまりにも具体的すぎて想像力が働きにくいという…。(私だけか…)老夫婦と息子の妻は、8年前に失踪した息子のことを思い続ける毎日です。父親は、息子が何らかの犯罪(強盗?...

書くことの重さ作家佐藤泰志/稲塚秀孝監督

2014.02.12

か行,

そういえば、青函連絡船には自分も幾度か乗っているではないか…もうひとつのブログ「@半径とことこ60分」にも書いた「書くことの重さ 作家佐藤泰志」を見てきました。平日の午前中でしたが、思ったよりも入っていました。https://www.youtube.com/embed/9XtAxc-0gF8映像や写真が結構残っているんですね。同級生や...