いつになったら女性は脳内男性から開放されるのだろう なんとなくタイトルに惹かれ、上映劇場の紹介に「荒井晴彦が企画、荒井美早が脚本化」とありましたので見てみました。空の瞳とカタツムリ / 監督:斎藤久志公式サイトによりますと、荒井美早さんは1986年生まれですから現在33歳、映画の内容からしてへぇーと思ったのですが、さらにびっくりしたのは監督の斎藤久志さ...
といっても大したネタはないけれど、ほんと、これはラディカル・ホン・サンスだ。 ホン・サンス監督らしい映画だとは思いますが、さすがにこれはやり過ぎではないかという(笑)、そんな感じでした。言い方を変えれば、ラディカル・ホン・サンス映画といったところでしょうか。ホン・サンス監督の映画は、もう十数年前になりますが「女は男の未来だ」を見たのが最初で、かなり新鮮な印象を受け...
ドキュメンタリーとしての問題提起も含めオススメです 2016年のサンダンス映画祭のワールドシネマ ドキュメンタリー部門でグランプリを受賞しているドキュメンタリーです。アフガニスタンからイランに逃れた女性(女の子)ソニータを追っています。映画は15,6歳から18歳くらいまでを撮っていますが、ソニータ自身は11歳くらいからイランに渡ったと語っていました。監督のロクサ...
最後まで見切ればストンと心に落ちます。 チベットが舞台の映画では、「ラサへの歩き方 祈りの2400km」が印象深く、今でもその感動がよみがえってきますが、監督は中国人のチャン・ヤン監督、「胡同のひまわり」の監督でした。この「草原の河」は、チベット人のソンタルジャ監督、日本でチベットの監督の映画が公開されるのは初めてとのことです。ただ、いまどき何人の監督などという...
台詞の有り無しが特徴と言われないために、あるいは映像が美しい映画と言われないために 「草原の実験」って何? と不思議なタイトルですが、最後に「ああ、そういうことね」と分かります。原題が「Ispytanie」とローマ字表記になっているのは、ロシア語(キリル文字)は2バイト文字なのでラテン文字表記法という1バイト文字変換というものがあるようです。意味は TEST という...
日本でもこういう感覚の映画が撮れるんだというのが第一印象。フィルム・ノワール的という言葉が当てはまるんでしょうか なるほどね…。というのは、「龍三と七人の子分たち」を見て、北野武監督の映画と相性の悪い自分を感じ、初期作品を見てみようと思い立ってのことだからです。[aal B07419VTNT]日本でもこういう感覚の映画が撮れるんだという...
それぞれ俳優がうまくはまっていましたし、子役もうまいですね。 野々宮良多(福山雅治)ひとり悪者の映画でした。それにしてもこういう映画はうまいですね、是枝監督。そして父になる Blu-rayスタンダード・エディション出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2014/04/23メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見るちょっとやり過ぎ...
この映画は、原作に比して、温度が低く、湿度が高い そこのみにて光輝く 発売日: 2015/02/14 メディア: Prime Videoこれは佐藤泰志「そこのみにて光輝く」とは全く別の「そこのみにて光輝く」ですね。映画『そこのみにて光輝く』予告編決定的なことは、原作の達夫は、映画のように目の前で人を死なせてしまった自責の念で無為な...
200年も続いたアメリカの奴隷制度が単に暴力による恐怖で成立していたとは思えない 正直、たとえアカデミー賞であっても、この映画が「作品賞」というのは、ちょっとばかり首をひねらざるをえません。ましてや、「脚色賞」というのは?? 「脚本賞」じゃないというのがまだ救いでしょうか…。https://www.youtube.com/embed/OKlE31...
俳優の熱演が映画的カタルシスまで昇華されていないという… 自分自身が興味を失っていることもあるのですが、ここ名古屋ではすっかり小劇場的な演劇の話題を耳にすることがなくなりました。「THE SHAMPOO HAT」や「赤堀雅秋」さんの名前もこの映画で知りました。赤堀監督、いきなりの長編デビューですから、相当期待されているんでしょうね。https:/...
これドイツ・ポーランド合作映画だが、日本・韓国や日本・中国合作の第2次大戦を描いた映画ってあるのだろうか? ナチス占領下のポーランドを舞台にした映画で実話を元にしているとのことです。最近見た「あの日 あの時 愛の記憶/アンナ・ジャスティス監督」もポーランドの話で実話を元にしていたはず、とにかく、とても理解できないようなことが起きていた時代ですから、ドラマに...
の料理は美味しいだろうか? ソウル・キッチン (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見る『ソウル・キッチン』 予告編ドイツ人に料理の映画は無理だななんて、やや差別的にも取れそうなことを考えながら見ていたが、思い出してみれば、厨房で逢いましょう [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発...
ソフィアの夜明け [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2011/05/28メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見るTIFF受賞作ということで、あまり期待していなかった(笑)のだが、予想に反して、すばらしい作品だった。やや物足りなさは残るものの、奇をてらわないつくりと落ち着いた映像がうまく調和し、とてもいい雰囲気を作り出している。映画『ソフィアの夜明け』予告編あまり...
ソーシャル・ネットワーク (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime Videoこの商品を含むブログ (3件) を見る面白かった、というより、いろいろな面で興味深く見ました。『ソーシャル・ネットワーク』予告編ハーバードやファイナルクラブという(日本人の)私には理解できない、いわゆるアメリカン・エスタブリッシュメントってことですが、その存在や感覚は相当気持ち悪いです。まあ、...
ゾンビランド (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime Videoこの商品を含むブログを見る天高く馬肥ゆる秋(とはいえ、まだ暑いですが)の連休の一日、意外な映画を見てしまいました。映画「ゾンビランド」オフ...
ネタバレレビュー・あらすじ・感想・評価 [aal B00FW5OHUC]それなりに長い映画鑑賞歴を振り返ってみても、記憶に残っているスパイものはほとんどないですね。007でさえ、その昔、浜美枝がボンドガールに、なんてのをTVで見たかも知れないという程度です。ちなみに「007は二度死ぬ」でした。007は二度死ぬに、詳しく紹介されて...