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今年最後の映画は、「スプリング・フィーバー」となりました。木曜日だというのに、女性が少ないことが意外でした。年末だからなのか、あるいはゲイを扱っている映画だからなのか…。もっとも、全体の入りも良くなかったのですが。
ゲイ映画、変な言葉です。この言い回し、いいんでしょうか? で、そういう映画だからといって、特別な見方をしているつもりはありませんが、セックスシーンは、俳優がかなり頑張っているように思います。でも自然ですね。5人、特にジャン・チョン(チン・ハオ)、リー・ジン(タン・ジュオ)、ルオ・ハイタオ(チェン・スーチョン)の3人は良かったです。
とてもいい映画だと言えるかどうかは微妙ですが、私の趣味ではあります。ルオがジャンの部屋でラテン音楽にのって踊るシーン、カラオケのシーン、チラシやポスターになっている3人がバラバラの方向を見ているシーン、3人のシーンでぐっとくるシーンは多いです。ジャン・チョン(チン・ハオ)はもちろんいいんですが、リー・ジン(タン・ジュオ)が入ることで切なさがぐっと増します。
さらに、ラスト近く、ジャンが胸に刺青をし、街中を風を切って歩くシーン、これが結構いいですね。このシーンがあることで、映画の質が結構変わってきています。
さて、来年はどんな映画が見られるでしょうか? 単館系の映画は苦しいという話も多いですし、独立系の配給や劇場の倒産、閉鎖も聞こえてきます。何とか頑張って欲しいものだと思います。
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