の構成力のすごさが光ります。エイミー・ワインハウスさんの CD を買いたくなること間違いなし。 このところ続けざまにドキュメンタリーを見ています。もちろん、結果としてですが、「FAKE」「ラスト・タンゴ」「シリア・モナムール」、そしてこの「AMY」と、2週間で4本目です。この映画はいいですね。ドキュメンタリーと言えども、ドラマと同じように作りものであることに変わ...
森監督自身が演技し、FAKE する 「この映画自体が FAKE じゃん」これが、見終えて感じた印象です(でした)。で、その後、この記事にまとめようと公式サイトを見てみましたら、「誰にも言わないでください。衝撃のラスト12分間。」の宣伝文句、へえー、そんな売り方していたんだ!?とややびっくり! そこから興味を持っていろいろ読んでみましたら、靴下? 隠しカメラ? ヤ...
ワンカットごとの構図がきれい。ラストカットも秀逸!いいわ、これ。 昨年公開された「イブ・サンローラン/ジャリル・レスペール監督」とほぼ同時期に製作されているんですね。日本での公開も同時にすれば相乗効果でより入ったのではないかと思います。まあ誰もが考えることですので、そうならなかった何か訳でもあるんでしょう。ただ、そちらの方は見ていませんので比べて何か書くことはで...
映画が映像的にも内容的にも、そしてもし反戦の意識があるとするならその点においても平面的です。 小栗康平監督というのはこういう映画を撮る方なんですね。「泥の河」も「死の棘」も「眠る男」を見ておらず、はじめてです。それにしても「藤田嗣治」人気なんでしょうか、月曜日の昼間なのによく入っていました。1920年代、フランス・パリ。「乳白色の肌」で裸婦を描き、エコール・...
キログラム原器にかけてきた父の人生は21グラムの魂が抜けても1グラム意味があったとか? 映画だけでなく何であっても「北欧」でくくって語るというのは、日本や韓国を東アジアでくくるみたいなもので、それってどうなんだろうとは思いますが、それでもこの映画なんかは、カウリスマキ監督の人間の捉え方とかちょっと覚めた距離感とかどことなく似ています。逆かな? 我々がそうした映画を...
出来るならば、70歳になっても80歳になっても、こういう映画を作り続けて欲しいとは思います 「その男、凶暴につき」に続き、「HANA-BI」と「キッズ・リターン」です。やはり、見る時代によって、というより自分の年齢でしょうか、随分印象が違います。[aal B0741C57S1]公開時と同じように、今でも、俳優ビートたけしの、つまり監督北...
映像的にも物語的にも細かいところまでていねいに作られていましたが… KANO?1931海の向こうの甲子園?(字幕版)発売日: 2015/08/31メディア: Amazon インスタント・ビデオこの商品を含むブログを見る「海角七号」や「セデック・バレ」のウェイ・ダーション監督が製作、俳優の馬志翔(マー・ジーシアン)が初監督した映画です。映画『KANO~1931海の向...
12年間の成長記録が映画になるとは思えないのだが… [aal B010RXTGBI]人間の成長と変遷を12年間リアルに撮り続け映画にする、こうした発想を持つ映画監督はリチャード・リンクレイター監督ひとりではないと思います。しかしそれを現実のものとするには様々な障害があるでしょう。まずはそれをやってのけた監督や出演者たちに敬意を表したいと思います...
これだけ徹底したものをよく撮れたものだと感心します。多分近い将来見られるであろう2作目で本当の坂本あゆみ監督に出会うことになる… 映画『FORMA』公式サイト一概に否定的な意味ではありませんが、非常に疲れる映画です。映像的にも音的にも、そしてストーリー的にも、徹底して、見せないこと、隠すことを押し通し、それにより見る者の意識を集中させ、自ら物語を生み出させようと...
映画としてはもの足りませんが、あえて言えば古いニュース映像を見ているような感覚に近いということになるのでしょうか NO(ノー) [DVD] 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント 発売日: 2015/04/02 メディア: DVD この商品を含むブログ (5件) を見る決して批判的に言おうとしているのではありませんが、他...
リュック・ベッソン監督、こういう映画もバランスよくうまく撮るんですね(笑)。 2011年の映画です。当時、ミシェル・ヨーさんが脚本に惚れ込み、映画化をリュック・ベッソンに頼み込んだみたいな話が流れていたと記憶しています。リュック・ベッソン監督の映画はほとんど見ていますが、伝記ものですし、その頃は監督よりもプロデューサー業に力を入れているような感じでしたので、結局見る...
映画芸術2012年日本映画ベストテンの第3位なんですね この映画、「映画芸術」2012年日本映画ベストテンの第3位なんですね。見かける批評もかなり高評価のようです。私には正直つらかったんですが…。映画『Playback』予告編何かやろうとしているのは分かるんですが、それが何だか、なかなか私には見えてこなかっ...
次回作期待ですね あの終わり方ですので多分来るでしょう まあ、およそヒット作の続編が良かった試しはなく「96時間」もご多分に漏れずというところでしょうか。そこそこ楽しめはしましたが、次回作期待ですね。あの終わり方ですので多分来るでしょう。https://www.youtube.com/embed/YSvPd3iLA-gあらためて前作の何...
怒られそうですが、学生が卒業制作に作るような何ともストレートで見たままの映画です 劇場で見逃した映画を10本レンタルしてきました。その1本。こういう映画を作るのって勇気がいりますよね。結局自分に返ってくるわけですから。「今の映画は全て××だ」「では、そうじゃない映画作ってください」「この映画がそうだ」「えっ?!」みたいな。それにしても1千何百万もの借金を殴られること...
Coccoのプライベートフィルムのような映画でした。ああ、Coccoと塚本監督の、かな? 塚本晋也監督、初見です。すごいとは思っても、それでどうこうってことはないって感じでしょうか。映画『KOTOKO』劇場予告編"KOTOKO" official trailerCocco演じるKOTOKOは、「幼い息子を愛するあまりに精神のバランスを崩してしまったシングルマ...
亡くなってからもう3年になるんですね。ピナ・バウシュの映画が続けざまに2本公開されました。Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち/ヴィム・ヴェンダース監督www.youtube.comなぜ3Dなんかで撮るんだよ、ヴィム!なんて思いながら見たのですが、何と、3Dの悪印象が拭い去られる美しい映画でした。3D=アクションものと勝手なイメージがあり、ヴィム・ヴェンダース監督と3Dとは何...
森達也さんはドキュメンタリーの見方においてかなり影響を受けている人だけれど、この中途半端さは「311-2」を撮ってもらうしかない 森達也監督と安岡卓治監督(プロデューサー)二人のトークがあるということで、公開日の8時半の回に出掛けました。混むかもしれないと思い、その前の上映「瞳は静かに」と2本立てでいこうと6時頃出掛けたところ、すでに補助席かもしれないとのこと、満席...
NINIFUNIを見て、もし映画が力を持ちうるとしたら、その原動力は何だろうと考えさせられる この2本が並んでいるのも妙な感じですが、たまたま2本立てで見ることになっただけで特別意味はありません。アコースティック/ユ・サンホン監督https://www.youtube.com/embed/lahbXoMrMkI...
ハビエル・バルデムはミスキャス? [aal B0056BMWAO]https://www.youtube.com/embed/h5O9ah7H5fgこういう映画は集中できない時に見てはダメだ、のパターンでした。仕事の合間に時間を見つけてみたのですが、多少気になることがあった私が悪いのか、あるいは映画がダメなのか(笑)、嫌いなタイプの...
さん余裕ありすぎ? 「トレインスポティング」「スラムドッグ$ミリオネア」とくれば、いやがうえにも期待してしまいます。127 HOURS - Full Length Official Trailer HD実話ベースですので、面白いの、つまらんのなどと興味本位の感想はちと憚れますが、率直なところ、予告編以上の面白さもどきどき感もほとんどありませんでした。決してつま...