汚れ役の北川景子さん、格闘家役の森田望智さん 私にとっては「ミッドナイトスワン」以来になる内田英治監督ですが、ウィキペディアを見てみましたらその間にも数本撮っているんですね。年1本ペースでオリジナルが多いですし、小説も書いているとあります。すごいですね。ナイトフラワー / 監督:内田英治ネタバレあらすじなにーい?!...
子育て映画ではなく、家族主義的感動(させたい)映画だった 山田孝之さんがシングルファーザー? ってことで見てきました。ステップ / 監督:飯塚健始まってしばらくは、少しふっくらした印象もあり、へぇー、こういう役もいけるんだと見ていたんですが、映画が進むにしたがって、でも待てよ、この俳優さん、風変わりな役柄でもバタバタしないし崩れないタイプだよなあとい...
トルコ行進曲を聴いて涙が流れるとは… ダルデンヌ兄弟監督はきっちりと3年毎に新作を発表してくれます。IMDb を見てみてください。なにか映画製作のためのルーティンがあるんでしょうね。そして彼女たちは / 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌダルデンヌ・リアリズムダルデンヌ・リアリズムです。ダルデンヌ...
着想がユニークで面白いほっこり系コメディ… 大人版 E.T. 、いや高齢者版 E.T. ってとこですね。ファンタジーですので何でもありで楽しく見られます。カミング・ホーム / 監督:マーク・タートルトーブネタバレあらすじミルトン、E.T. と遭遇するミルトン(ベン・キングズレー)は79歳、妻は亡くなっており...
ビル(キリアン・マーフィー)の苦悩、苦悩、苦悩… 「オッペンハイマー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーさんが、アイルランドの作家クレア・キーガンさんの『ほんのささやかなこと』を読み映画化を望んだということです。ですのでプロデューサーにも名前が入っていますし、他にベン・アフレックさんとマット・デイモンさんもプロデューサーに名を連ねていま...
家族の崩壊と都市開発の危うさ、そして AI 的映像… 今年2025年のカンヌ国際映画祭の監督週間で上映された映画です。監督は団塚唯我さん26歳、この「見はらし世代」が長編デビュー作で、文化庁主催の ndjc2021 で制作した「遠くへいきたいわ」で注目を集めたとのことです。見はらし世代 / 監督:団塚唯我ネタバレあらすじ...
パニックものでもホラーでもなく、フランス映画っぽい親子ものでした… 「人間が動物に変異する奇病が蔓延する世界」を描いた映画ということであれば、パニックものか、クリーチャーものか、ホラーか、まあそんなところだろうと思い、またもアメリカ化するフランス映画かとスルーしていたんですが、あまりにも見る映画がなくなっている洋画ですので思い切って見てみましたら…。...
レイチェル・マクアダムスさんあっての映画ですかね 何度も見せられた予告編の印象が無人島での立場逆転ものでしたのでスルーやねと思っていたのですが、ウィキペディアを読んでみましたらかなりハチャメチャで面白そうと見てみたら…。HELP/復讐島 / 監督:サム・ライミネタバレあらすじまあ普通に無人島での立場逆転ものでした(...
家族や父娘の関係にセンチメンタル過ぎるかな… 「わたしは最悪。」「テルマ」「母の残像」のヨアキム・トリアー監督です。昨年2025年のカンヌ国際映画祭でグランプリ受賞、今年のアカデミー賞では作品賞はじめ 8部門 9ノミネートだそうです。どうなるんでしょうか。発表は日本時間の3月16日です。センチメンタル・バリュー / 監督:ヨアキム...
ギャグ要素を捨てて正統派ミステリーで描けばさらに面白くなったような… そこそこ面白かったんですが、これ、もっとおもしろくできた話じゃないですかね。ミステリー時代劇って多分珍しいと思いますので、コメディ要素など入れずに正統派ミステリーで描いたほうがよかったように思います。原作がありますのでそうもいかないのかな。木挽町のあだ討ち / ...
自らがユダヤ人であることにこだわっていることの真意はどこにあるのだろう ティモシー・シャラメさんの主演で実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得てとなっている映画です。監督は「グッド・タイム」「神様なんかくそくらえ」のジョシュ・サフディ監督です。ただその2作は弟のベニー・サフディさんとの共同監督だったんですが、この映画は単独監督です。[t...
内面的な恐怖感や孤独感からパラノイアとなっていく戦争犯罪人の末路… 「LETO レト」を見てセンスがいいなあと思い、「インフル病みのペトロフ家」では天才だわと感嘆したキリル・セレブレンニコフ監督です。「チャイコフスキーの妻」も「リモノフ」も見ていますが、なかなかつかめない監督です。今回は「ヨーゼフ・メンゲレ」ですからね。死の天使 ...
ヨアヒム・A・ラング監督は「本物のバレエ映画を作りたかった(make a true ballet movie)」と語る ジョン・クランコ、すぐには誰ともわからなかったのですが、シュツットガルト・バレエ団の名を目にし、記憶の片隅にクランコの文字が浮かび上がりました。ジョン・ノイマイヤーやイリ・キリアン絡みでその名を目にしたことがあるシュツットガルト・バレエ団...
戦争に行けば人は狂う、しかし社会は狂わなかった多くの人たちでつくられる… 塚本晋也監督「ほかげ」です。DVDで見るような映画ではありませんが見逃していますのでやむを得ません。それにしても約40年間、自主制作スタイルを貫いて20作(ウィキペディア)つくり続けてきているわけですから本当にすごいことです。ほかげ / 監督:塚本晋也...
不幸にまどろみつつ暴力への誘惑を内在化する若き見知らぬ者たち… 見ていないのですが、前作が「佐々木、イン、マイマイン」というちょっと気になっている映画の内山拓也監督です。それに磯村勇斗さん、岸井ゆきのさんの名前がありますのでどんな映画かと楽しみではあったのですが…。若き見知らぬ者たち / 監督:内山拓也不幸にまどろむ若き者...
なぜ非現実性やフィクションと現実の融合が自分には身近なのかを探求した… 「テレビの中に入りたい」とはまた子どもっぽいタイトルですし、Wikipedia にはサイコホラーなんてありますので私が見るべき映画じゃないかもと思ったのですが、いくつかジェーン・シェーンブルン監督のインタビュー記事を読んだところ、その理屈っぽさゆえに興味が湧いてきました。[to...
鮮烈デビューの新人監督に厳しいことを書いてしまった(ペコリ) 「是枝裕和・西川美和監督が立ち上げた制作者集団「分福」が満を持して送り出す新人監督、広瀬奈々子」さんのデビュー作です。なんてこと書かなくても、多くの人がこの映画に興味を持たれたのはおそらくこのコピーからでしょう。夜明け / 監督:広瀬奈々子「分福」とはなにかの説明が公式サイトにありました。制...
アキ・カウリスマキ監督「枯れ葉」風のメロドラマ… フォーチュンクッキーってなんだったっけ? と、知っているのに思い出せないような気がしたのは多分 AKB48 の「恋するフォーチュンクッキー」が浮かんだんだと思います(笑)。当然ながら映画の内容にはまるで関係ありませんし、実際にこれがフォーチュンクッキーなんだとあらためて知った映画です。...
子どもの臓器移植なの? 屋久島の自然なの? ラブストーリーなの? 監督作品としては2020年の「朝が来る」以来の河瀬直美監督です。主演はヴィッキー・クリープスさん、他はすべて日本の俳優です。キャスティングのパターンとしてはジュリエット・ビノシュさんを主演に置いた2018年の「Vision」を思い出します。その映画も他は日本の俳優で、どちらも主人公がフランス...
福地桃子さんの存在感で最後までいけばいいのに… 竹馬靖具監督の前作「の方へ、流れる」には「シナリオがいい」「唐田えりかさんがいい」などとベタ褒めしていますし、さらにこの映画は原案が中川龍太郎さんとなっていますので期待値はかなり高いです。そこにきみはいて / 監督:竹馬靖具ネタバレあらすじ前半は「の方へ、流れる」のよ...