今年2019年がサリンジャー生誕100年、よく出来た伝記映画です 今年2019年がJ.D.サリンジャーの生誕100年になります。映画は、サリンジャー20歳くらいから、『ライ麦畑でつかまえて』が完成し出版された1951年、32歳ごろまでを描いた伝記映画です。その後、クレアという女性と二度目の結婚をし、一男一女をもうけ、50歳くらいで離婚するところまでがおまけ程度につ...
鮮烈デビューの新人監督に厳しいことを書いてしまった(ペコリ) 「是枝裕和・西川美和監督が立ち上げた制作者集団「分福」が満を持して送り出す新人監督、広瀬奈々子」さんのデビュー作です。なんてこと書かなくても、多くの人がこの映画に興味を持たれたのはおそらくこのコピーからでしょう。夜明け / 監督:広瀬奈々子「分福」とはなにかの説明が公式サイトにありました。制...
これはもったいない映画だ…、如何ようにも描けるのに。 こんな映画だったのかい!? 邦題から感じる印象とは真逆の映画でした。喜望峰の風に乗せて / 監督:ジェームズ・マーシュ配給の狙いをどうこう言っても始まりませんのでどうでもいいのですが(笑)、成功物語かと思って見ていましたら、なんと挫折物語でした。それも究極の挫折でした。実話がベースとのことで、時...
シュール、シュールと唱えて見ないと理解できないよ この映画を自分の価値観の中に引き込んで見ようとすると、おそらく前半でお手上げになるでしょう。危ないところでした。心も頭も解き放ってじっとスクリーンを見つめていれば、やがて静かなる感動と、そして見終えて後の、疑問の嵐に見舞われることでしょう(笑)。未来を乗り換えた男 / 監督:クリスティアン・ペッツォルト...
こういう才能が継続的に映画が撮れるといいのですが… 映画.com から宣伝コピーを引用しますと、第39回ぴあフィルムフェスティバルで取り上げられ、PFFアワードで観客賞を受賞。その後も、第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待されたほか、香港国際映画祭やカナダのファンタジア映画祭など、各国の映画祭で上映された。という映画です。公式サイト ...
なぜこの物語を撮ろうとしたのか興味はあるが… イラン人のナグメ・シルハン監督がニューヨークの日本人コミュニティを舞台にした物語を撮った映画です。ただ、日本人コミュニティといっても、日本人ビジネスマン相手のクラブが舞台ですから、かなり限定的な世界ではあります。公式サイト / 監督:ナグメ・シルハンそれもかなり大胆な物語ですので、なぜイラン人の監督(脚本も...
権力の象徴「椅子」をめぐる映画、ではなく音楽とワインの映画かも? この映画は結局のところ、と、いきなり結局というのもなんですが、英題(原題も?)が「The Chair」であるにもかかわらず、邦題を「葡萄畑に帰ろう」とせざるを得ないという、そのことがもっともよくこの映画を現しているのだろうと思います。公式サイト / 監督:エルダル・シェンゲラヤThe C...
叙情的になりやすい物語をストイックにまとめた監督の手腕に拍手 大晦日に見ましたら、号泣でした(笑)。公式サイト / 監督:パブロ・ソラルス「観客賞総ナメの感動作!」の宣伝コピーも嘘ではないですし、感動作云々以上に映画作りのセンスがいいです。監督でもあるパブロ・ソラルスさんのシナリオがいいです。主演のミゲル・アンヘル・ソラの頑なさとそれがかすかに解きほぐ...
プラベートフィルムは多いが伝記的映画を期待すると残念 冒頭の海の映像を背景にしたカットがいいなあと思いつつ、何だろう?と思っていましたら、2017年がピアソラの没後25年ということでアルゼンチンで回顧展があり、(多分)その会場のエントランスから階段を上がったところのイメージビジュアルじゃないかと思います。映画の途中に、展覧会のキュレーター(らしき人)が会場セットの説...
2時間の暴力、暴力、暴力… 予告編を見て、「名もなき塀の中の王」のような映画かと期待したんですが全く違っていました。もしこれから見ようという方がいらっしゃいましたら、公式サイトなどをよく読んで、よく考えてからにしたほうがいいです(笑)。私は、ほぼ最後までこの映画が一体どういう映画なのかさっぱりわかりませんでした(涙)。公式サイト / 監督:ジャン=ステファ...
フランケンシュタインは18歳の女性によって生み落とされた! ハイファ・アル=マンスール監督といえば、サウジアラビア出身の監督で、前作の「少女は自転車にのって」がとてもいい印象の映画でした。もう5年前になります。公開当時、サウジアラビアには映画館がないという話があり、びっくりしたのですが、その後どうなっているんでしょう?今年の6月まで女性の自動車運転が禁止されていた...
自然体のガガさんがいいですし、とにかく音楽がいいです。 レディー・ガガさんって、どちらかといいますと、(大して知らなかったので)音楽よりもビジュアル先行の歌手という印象だったのですが、歌唱力半端ないですね。それに俳優としても存在感があります。公式サイト / 監督:ブラッドリー・クーパー「A STAR IS BORN スター誕生」1937年の映画の3度目...
アンジェラ・ユンも宵闇真珠のタイトルもいいんだけどね… この映画、その内容や出来不出来よりも、どういう経緯でこの映画ができたのかの方に興味がいっちゃいますね。公式サイト / ジェニー・シュン、クリストファー・ドイルと言いますのは、まあ、映画の出来自体はよろしくないんですが、クリストファー・ドイルさんが監督としてクレジットされていることやオダギリジョーさ...
ハル・ベリーとダニエル・クレイグのキャスティングが意味不明 意識しているのかどうかはわかりませんが、「チョコレート」を思わせるようなキャスティングですね。公式サイト / 監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンという思いがあったせいか、ダニエル・クレイグが一向に絡んでこず、前半など、窓からちらりと裸(だったのかな?)を見せていただけで、後半になってやっと絡...
歴史大作かと思いきや、ドタバタ恋愛ADVのようでした。 重厚な歴史ドラマを期待していったのですが、バラエティのような映画でした(笑)。公式サイト / 監督:アレクセイ・ウチーチェリ多少は歴史ドラマの趣もありますが、突然下世話な恋愛ドラマになったり、おいおいオカルトかい?と思わせたり、何?スポ根もの?(バレエだけどね)とか、何だスペクタルなのねとか、結局アクシ...
18世紀のポルトと2021年の浜松、同じプロットの悲恋物語だが… 舩橋淳監督と言えば「谷中暮色」の監督ですね。 谷中という街の持つ雰囲気もあってか、不思議と印象に残っている映画です。不思議というのは、映画の完成度としてはさほどでもなかったのに何とはなく良かったという意味合いです(笑)。公式サイト 監督/舩橋淳あの映画はENBUゼミナールの俳優コースの卒...
映画笑いが止まらなくて、怖いぞー… この映画を楽しむコツはただ何も考えず時間に流されてぼんやり見ていることです。何がどうなっているの?なんて考えて見ていると疲れます。映像的にも、音楽(音響)的にもどっと疲れます。以下、いきなりネタバレしています。公式サイト / 監督:中島哲也「来る」のは、大人たちに捨てられたり、いじめられたり殴られたり、挙句に殺され...
1991年ソ連崩壊の年、キューバは宇宙とつながっていた! キューバ映画ってだけでも興味をそそられます。キューバが舞台であったり、キューバ絡みの映画はそこそこ見ることはありますが、キューバ映画そのものってなかなか思い浮かびません。公式サイト / 監督:エルネスト・ダラナス・セラーノ監督は1961年生まれのキューバ人エルネスト・ダラナス・セラーノさんで、こ...
無茶苦茶なネタバレ、面白かったと思う人は読まないで…。 年に数本ある 金返せぇぇぇぇぇぇぇー! の1本です(笑)。公式サイト / 監督:アリ・アスター宣伝文句の今年のサンダンス映画祭で「ホラーの常識を覆した最高傑作」「現代ホラーの頂点」と批評家から最高の評価を受け全米を震撼させたホラー映画がついに日本公開。にやられ、普段ホラーなどめったに興味を持た...
前半ぞわぞわ、後半もぞもぞ。コメディじゃなかったのね。 DVD鑑賞です。公開時、タイトルが目につき、見ようかどうしようかと思いつつ、どうせコメディの苦手なタイプだろうと思い込んでスルーした映画、全然コメディじゃなく、むちゃくちゃシリアスじゃないですか!?公式サイト / 監督:成島出前半は面白く見られます。特に部長役の吉田鋼太郎さん、パワハラを通り越した...