凍りつくほどのホラー度もないチルド・ホラーということか
映画レーベル「NOTHING NEW」や「NN4444」のネーミングを見てなんだろうと思い、今年2026年のベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品されて国際映画批評家連盟賞を受賞しているということで、ホラーかあ…と思いながらも見てみましたら、ん〜。

3倍速、88/3 ≒ 30分の短編でOK
ややシュール、ややホラー、ややファンタジー、ややコメディ、やや映画な映像コンテンツでした。
エニーマートというコンビニ内の話で、オーナー、店長、従業員、客、登場する皆が皆、エキセントリックで隣にきたらそっと離れたほうがいい人ばかりでした。ああ、サカイ(染谷将太)とオガワ(唐田えりか)の二人とはなんとか会話は出来そうです(笑)。
本部の要望や指示をまったくきかず担当者をハラスメントするオーナー、従業員にねちっこくクレームをつける店長は当てつけで首をつって自殺、人の行為を茶化したり人の不幸を喜ぶ従業員は飛び降り自殺の下敷きで死亡、オーナーの気に沿わぬポップをつくったオガワはオーナーに首をはねられて晒し首、マニュアル通りの「またお越しください」ではなく「またのお越しをお待ちしております」と言ってしまった従業員はオーナーに焼き鳥の串を耳に刺されて死亡、そしてオーナー自らもボールペンを首に刺して自殺します。そしてエニーマートは閉店し、サカイは他のコンビニで働いています。ああ、サカイはオーナーの息子でした。
他には、サカイの出会い系サイトを使っての出会いとかオガワの美容学校のレッスンとかのシーンもありますが、特別効果的でもありませんのでなくてもいいように思います。
結局のところ、3倍速、88分/3 ≒ 30分の短編の配信で OK ということです。重要な台詞もありませんので映像だけで問題ありませんし、そのほうがテンポが上がってまとまりがよくなるでしょう(ゴメン)。
NOTHING NEW
「NOTHING NEW」というのは林健太郎さんという方が立ち上げたコンテンツ制作会社みたいです。
https://nothingnew.ltd/ja/about
“才能が潰されない世の中”を目指し2022年に設立。ホラーとアニメーションを中心とした映画作品の企画・製作を軸に、新しい作品の作り方と届け方に挑戦している。
林健太郎さんは現在33才くらい、5年くらい東宝で働いていて「NOTHING NEW」を起業したということになります。すごいですね。
多分、映画だけではなく幅広くコンテンツ制作という感覚じゃないかと思います。映画ではホラー、アニメーション中心と言っていますので私が観る機会はあまりなさそうです。
経産省が立ち上げているコンテンツ産業支援事業と親和性が高そうですので、それ狙いみたいなところもあるのかも知れません(想像です…)。