文部科学省選定映画という意味ではいい映画かも 「否定と肯定」を見た時だったと思いますが、続けざまにナチスものの予告編が流れ、正直なところ、(映画として)こういうのはもういいよと思ったそのうちの一本です。おそらく、もう1本の「ヒトラーに屈しなかった国王」は本当に見ないでしょうが、こちらは見てしまいました(笑)。見た理由は、監督が「スタンドアップ」のニキ・カーロさん...
(ネタバレというほどでもないネタバレ)過剰な盛り上げもなくいい映画でした たまには涙腺を緩めないといけないと思い、ちょっと恥ずかしかったのですが、佐藤健くんと土屋太鳳さんという(私には)好感度の高い二人の主演でしたので頑張って(笑)初日の初回の上映を見てきました。佐藤健くんファンなのか、内容だからなのか、若い女性たちで満員でした。監督が誰か知らなかったのですが、...
かなりシュールなフランス映画、イザベル・ユペールの娘ロリータ・シャマ主演 エリーズ・ジラール監督って誰だっけとググっていましたら、「ベルヴィル・トーキョー」というなんとなく記憶のある映画が前作とのことで、記憶を辿ってみましたら「フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ」という企画で上映されていた映画でした。ただ、残念ながら、他の2作「グッバイ・ファーストラブ」と「ス...
映画としての出来よりも、裁判や論争の内容が注目されそう 実話をもとにした映画とのことです。アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件 - Wikipedia にかなり詳しく書かれていますが、こうした裁判があったことも知りませんでした。ウィキペディアによれば、「イギリス人作家デイヴィッド・アーヴィングがアメリカ人作家デボラ・リップシュタットと出版社ペンギ...
きれいごと過ぎない? 彩乃(佐々木心音)がいいです。 ほとんど何も知らずに、瀬々敬久監督の名前で見に行ったところ、異常におじさん比率が高く、といっても自分もそのうちのひとりに数えられそうですが、それはともかく、一体何だったんでしょう?もしや「紗倉まな」さんファン? と、今、公式サイトを見ながら思ったわけです。それが確かかどうかはわかりませんが、紗倉まなさんという...
ホドロフスキー監督の自伝であり「リアリティのダンス」の続編 「リアリティのダンス」の続編と言っていいと思います。ホドロフスキー監督の自伝的映画で、「リアリティのダンス」は少年期の話でしたが、この「エンドレス・ポエトリー」は、その後の青年期の話になります。「リアリティのダンス」に比べれば、かなり具象的で、家族や社会との関連が明確な分、わかりやすくなっています。カ...
ネタバレレビュー・あらすじ・感想・評価 見たのは劇場でですが、明日(12/2)に DVDが発売になるのですね。上映もブルーレイ上映でした。映画というよりも、ほぼ1時間のグザヴィエ・ドラン本人と彼を語る俳優たちのインタビュー集です。グザヴィエ・ドランがどうやって映画を作っているのかがよく分かる映画ではありましたが、何かを掘り下げているわけでは...
ボスニアの炭鉱、地下300メートルで働く坑夫たち 「鉱」あらがね、って読むんですね。ボスニア・ヘルツェゴビナの炭鉱地中深く300メートルの坑道にカメラを持ち込んで撮ったドキュメンタリーです。2015年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でアジア千波万波部門特別賞を受賞しているそうです。監督の小田香さん、まだ30歳ですか。「2013年、映画監督のタル・ベーラが陣頭指揮...
全員ミスキャストに見えてしまう、それは監督の責任 河瀬直美監督の「光」をついこの間見たばかり、といっても、もう半年くらい前ですね。予告を見て、ん?光?と記憶に残っていたのと大森立嗣監督ということで足を運びました。こちらは、三浦しをんさんの原作があるようです。光 (集英社文庫)文庫 – 2013/10/18 三浦しをん読んでいないのですが、読書メーターとかをざっ...
とてもバランスの良い楽しめる映画、女性観も今に通じる 映画を見る楽しみって、ジャンルもいろいろありますし、人それぞれですが、こういう映画は多くの人から好まれるんじゃないでしょうか。まず、構成がしっかりしていますし、人物配置もバランスがよく、ほどほどの感動、涙、笑いがあり、とにかく楽しめます。原作ありとなっていますね。リサ・エヴァンス著『Their Finest ...
マッケナ・グレイスちゃん11歳の演技につきるかな この映画、内容は推して知るべしで、メアリー役のマッケナ・グレイスちゃん11歳の演技につきるってとこですかね。ネットの画像ではもう少し大人っぽいものや前歯も揃っています(映画では前歯がない)ので、映画の撮影時は年齢も一桁だったかも知れません。子役で成功すると(普通の)大人になっていくのがなかなか難しそうですので、そ...
監督の自伝かと思うくらい感傷的で共感は難しい なんとなく見に行った映画ですが、今、公式サイトの監督紹介を読んでいましたら、「2012年に発表した『幸せのバランス』は、ヴェネチア国際映画祭に出品され」なんてあり、あれ、それ見ていますよと、この自分のブログを検索してみましたら、ありました。「幸せのバランス/イヴァーノ・デ・マッテオ監督」イタリアの公務員は、月収1,20...
スーザンの今、過去、そして小説の物語が交錯して…(いない) トム・フォードさん、映画も撮っていたんですね。「シングルマン」が第一作だったとのことですが、タイトルに記憶がある程度で見ていません。この「ノクターナル・アニマルズ」は、昨年のヴェネチアで審査員グランプリを受賞しているようです。審査員グランプリって何かと思いましたが、ウィキペディアによりますと金獅子に次ぐ賞...
出来は結構いいのですが、印象薄くすぐに忘れてしまいそう 「漫画家・魚喃キリコの代表作『南瓜とマヨネーズ』」の映画化ですが、そもそもその漫画どころか作者の名前の読み方も分かりません。「なななん」と読むようで、ざっとググってみたところでは、そういう魚がいるともいないとも、よく分かりません。いないよね(笑)。「ストロベリーショートケイクス」の原作も魚喃さんの漫画が原作...
理解するより感じる映画、監督の才能は感じるが難しい 1971年にノーベル文学賞を受賞したパブロ・ネルーダさん? 知らないなあと思ったのですが、「イル・ポスティーノ」で映画化されたあの詩人でした。で、この映画は、その「ネルーダが逃亡した謎の1年である1948年にスポットを当て」ており、各地をさまよい逃亡するネルーダとそれを追う警官ペルショノーを軸に、詩人パブロ・ネル...
面白いのですが、何が撮りたいのか見えてこない 前作「神様なんかくそくらえ」が、2014年の東京国際映画祭のグランプリを受賞したジョシュア&ベニー・サフディ兄弟監督の新作です。その前作では「次作で化けてくれれば」などと偉そうなことを書きましたが、この映画は面白かったです。ただ…ああー、やっぱり、但し書きがついてしまいました(笑)。監督:ジョシュア&ベニー・...
ラスト10分のピエールの描き方が見事 この映画、ラストの数シーンが無茶苦茶いいです。その良さというのは、主人公のピエール(ニールス・シュネデール)、下の引用の人物なんですが、彼の心の揺れが映画的に実にリアルなんです。実際にありそうとか現実的という意味ではなく、彼は次どうするんだろう、こうはしないでくれと考えながら見ていると、ああそうするんだ、そうか、そうだよなと...
「母をたずねて三千里」かと思いきや、探すべきは父だった ♫ ポンチョに夜明けの風はらませて~、って「母をたずねて三千里」ですか? と思いながら公式サイトなど見ていましたら、青春覚醒ロードムービーなんてそそられるコピーもあり、太賀くんや染谷くんも出ていますし、ということで見てみました。廣原暁(ひろはらさとる)監督、まだ31歳なんですね。2010年に、東京藝術大学でし...
フランス製グラフィックノベル(漫画?)の映画化 プレルジョカージュさんが映画監督!?と驚きと期待を持って見た映画です。アンジュラン・プレルジョカージュさんは、フランスのコンテンポラリーダンスの振付家で自身のカンパニーも持っている方です。もう30年くらい前になりますが、初めてプレルジョカージュさんの作品「肉体のリキュール」を見た時のインパクトと感動は今でも記憶して...
ポルトガルの古都ポルトの(特に夜の)街並みが美しい 監督のゲイブ・クリンガーさんは、「大学で映画学を教え批評家としても活躍するブラジル出身の新鋭。処女作でヴェネチア国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞、本作は長編劇映画初挑戦ながら、ジム・ジャームッシュがその稀有な才能に惚れこみ、製作総指揮を名乗り出た。(公式サイト)」という方です。で、映画はと言いますと、男と...