140分ワンカットが売りのひとつだとは思いますが、100分に編集すればもっと良くなったかも… ネタバレになりますが、ストーリーを書きますと、やや訳ありでスペインからベルリンに来て3ヶ月のヴィクトリアは、さみしさを紛らわそうと出掛けたクラブで、4人組の青年たちと出会います。多少の戸惑いを感じながらも、人恋しさゆえか、誘われるままに、4人とともに夜明け前のベルリンをふ...
俳優の自然さ、ていねいな作り、滞るところのない編集、(原案、脚本、監督、編集)是枝裕和ワールドなんでしょう 親子ものも家族ものもあまり好みではない(好き嫌い多すぎ)のですが、是枝監督、一度も劇場で見たこともないのもどうかと思い出掛けました。昨夜、ネット予約した時にはガラガラだったのですが、行ってみれば、100席あまりの劇場が満員です。ああ、木曜日、女性サービスデ...
あまりに唐突なラストで映画の内容が飛んでしまっています。無名か、それに近い俳優で撮るべきだと思います。 さほどいい映画だと感じたわけでもないのに、なぜか気になって、それ以後、時に、その映画を思い出し、他の映画を語る例えに出してしまう映画、ミシェル・フランコ監督の前作「父の秘密」がそれです。その「父の秘密」(2012年)が、カンヌの「ある視点」でグランプリ、そして、...
分離壁の非人道性はともかく、映画としては、全体としてやや中途半端な感じ、政治的にも 日本で暮らす者には最も実感しにくい世界なのかもしれません。パレスチナ。今では、中東に関する日本の報道は、シリア内戦やイスラム国主体に移っていますので、自ら知ろうとしてそれなりの努力をしないかぎり、今何が起きているのかほとんどわからないのが実情です。ただこの映画は、そうした政治的...
やや「ブレードランナー」亜流、でも楽しめないわけではありません。GoogleはいずれROC社になるのかも。 「ブレードランナー」から30数年、なかなか超える作品が生まれないですね。この「オートマタ」も相当影響を受けているようですが、こだわりは、アンドロイド=レプリカント=オートマタを、人型ではあってもかなり機械的なデザインにしているところでしょうか。タイトルをオー...
ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートがうまくハマっていて面白かったです。 コメディはあまり好きではないのですが、なぜか、ただひたすらおバカな映画は時にハマったりします。タイトルからしてそれ系の「エージェント・ウルトラ(American Ultra)」、見てみましたら、以外にも結構まじめに撮っているふうで、おバカ程度はさほどでもなかったのですが、それ...
いかにもフランス映画らしい、くすっと笑えて楽しく見られる映画です。 この映画を悪く言うことは、もちろんそんなつもりもありませんが(笑)、とても困難です。心に残る映画ではありませんが、気持よく見られますし、クスッと笑える、とてもいい映画です。「フランスで100万人を動員したロングランヒット作!」だそうです。確かに、実際のフランスは旅行者としてしか知りませんが、映画...
3つの回想はともかく、ラストシーンは監督に自伝的な後悔の意識でもあるのかな…と思わせるわがままな映画でした 2016年最初の映画は、2、3日前に見たアルノー・デプレシャン監督の「あの頃エッフェル塔の下で」です。アルノー・デプレシャン監督の映画は、「クリスマス・ストーリー」「ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して」を見た記憶では、こういう映画だ!というはっきりした印象...
いわゆる男と女も、官能も、愛も、欲望も感じないけれど、山田真歩の生きてる感じが伝わってくる 原作「テレーズ・ラカン」としてみれば物足りなさも感じますが、その設定をかりて、あるひとりの(現代)女性のとらえどころのない「生(存在)」そのものを描こうとしたと考えれば、結構いい感じだったと思います。考えてみれば、いまどき「テレーズ・ラカン」を真正面から攻めたところで二時...
ドラマづくりの旨さであっという間に引きずり込まれ、心地良い感動と歴史の再認識と 「過去が現在に是正を求めている」弁護士ランドル・シェーンベルク(ライアン・レイノルズ)がウィーンでの調停(仲裁裁判)の場で述べる演説からの一節です。結構いい演説で心に残りました。クリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像(黄金のアデーレ)」が、ナチスによる略奪で違法にオー...
写真に興味をもつのは当然だけれど、ナニーという職業にも ヴィヴィアン・マイヤーさんが現代に生きていたら、自分の写真をネットで公開したんでしょうか?つまり、たくさんの人に見て欲しいと思っていたけれど方法がなかったのか、単に趣味として撮っていただけでそもそも人に見せる考え自体がなかったのか、あるいは社会的に写真家という存在が認知されていなかったのか、という意味での疑問...
DVD視聴ですので今更ですが普通に面白かったです。この監督はオーソドックスな手法があっています。 英国王のスピーチ (字幕版)メディア: Prime Video 2010年の作品ですので、いまさら何かを書く映画ではありませんが、見たことを忘れないようにとのメモ程度です。DVD になったらすぐに見ようと思っていたはずですが、なんと5年後になって...
ジュリエット・ビノシュは当然としても、クリステン・スチュワートの個人秘書役が素晴らしい! 「アクトレス」はともかく「女たちの舞台」なんていう二時間ドラマを思わせるタイトルで、映画はどうかな?と思いましたが、とんでもなくいい映画でした。それもそのはずで、原題は邦題とはかけ離れた「Clouds of Sils Maria」であり、スイスのシルス地方のマリア地区で見られ...
スタイリッシュなグルーヴ感なのに以外に身近な青春もの、見ていれば自然と体が動き出します 仕事上選曲をしたりしますので、この曲なんだっけ?といった音楽がいっぱい流れていました。ただ、クラブ系の音楽はなかなか曲名に結びつかいないですね。音楽的には、ハウス系の音楽ですともう少しディープで体が沈み込むようなものが好みですので、ちょっとばかり軽すぎる印象ですが、それでも映画...
三人の人物描写が浅いけれど、メロドラマとしてはほど良いところかも。?な邦題もぴったりか? 「東ベルリンから来た女/クリスティアン・ペッツォルト(クリスティアン・ペツォールト)監督」の最新作ですね。1945年6月ベルリン。元歌手のネリーは顔に大怪我を負いながらも強制収容所から奇跡的に生還し、顔の再建手術を受ける。彼女の願いはピアニストだった夫ジョニーを見つけ出...
基本ファンタジーなのに、したたり落ちる汗、暑苦しい室内、人間関係に熱さを求める人々のリアルさが立ち上がってくる 第一印象は、室内のシーンの撮り方がうまいなあということと、やたら最後を盛り上げますねということと、なんといっても、中村映里子さんがいいです!ということでした。https://www.youtube.com/watch?v=Nb-OgdO...
これって、西部劇である必要はなく、デンマークの都会で起きる話でいいんじゃないの? 悪党に粛清を [DVD]出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2016/04/29メディア: DVD現実のアメリカ(合衆国)は主にアングロサクソン系やゲルマン系の移民たちで建国されたのだと思いますが、西部劇をつくるのは、むしろラテン系の方がうまいですね。と、マカロニウェス...
グザヴィエ・ドラン、自分ならこう撮ると考えながら演じたのでしょうか?それにしても、物語が面白いだけに、これは惜しい。 エレファント・ソング [Blu-ray]発売日: 2015/12/02メディア: Blu-ray「グザヴィエ・ドランが『これは僕だ』と出演を熱望した」というのが宣伝文句の映画です。確かに、俳優グザヴィエ・ドラン、相当力が入っていた感じはします。...
初期のアルモドバルが帰ってきた!まるでお友達のように「アルモドバル」と呼び捨て? 初期のアルモドバルが帰ってきたような感じでいいですね。とは言いつつ、劇場で見ることもないだろうと今やっとDVD視聴ですから大きなことは言えません(笑)。アイム・ソー・エキサイテッド(字幕版)発売日: 2014/07/09メディア: Prime Video冒頭、いきなりバンデラスとペ...
最後まで我慢すれば楽しみが待っている!(笑)ラストシーンがお洒落!、しかも余韻は充分! イマジン [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2016/04/02 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見るいいワー、このラストシーン!(ただし二度見に耐えられるかどうか不明なので未見の方は注意!)...