もうすっかりジュリー・デルピーの映画のような気がする 1995年「ビフォア・サンライズ」、2004年「ビフォア・サンセット」、そして2013年「ビフォア・ミッドナイト」、ちょうど9年ごとになりますね。映画『ビフォア・ミッドナイト』予告編これだけ続編を計算ずくでやりますと、普通失敗するものですが、リチャード・リンクレイター監督もジュリー・デルピーもイーサン・ホーク...
静かに始まり、静かに終わるといった感じです。自らの最期もそうありたいものですが… 母の身終い(字幕版)発売日: 2014/08/13メディア: Prime Videoこの商品を含むブログを見るステファヌ・ブリゼ監督は、「自殺幇助はこの映画の主題ではありません」と語っている(プレスリリースなのか出所が分からない)らしいですが、自殺幇助のインパクトからして、そう捉える...
思考する能力を放棄することによって生まれる「悪の凡庸さ」 [aal B00NE9O9VK]3週目ですが、1日1回上映ということもあるのでしょうか、超満員でした。名古屋での上映はシネマテークで来週いっぱいです。公式サイトの劇場情報を見てみたら、3月末まで全国のミニシアターでの上映が決まっているようです。人気からするとまだまだ増えるかも知れませんね...
どうした、ブライアン?これじゃ火サスにも無理でしょ! 南の島から戻ったまま、全く気合いが入らず、何もしない日々が続き、これじゃいけないとシャキッと出来そうな映画を見に行ったのですが…。映画『パッション』予告編どうした、ブライアン? サスペンスとうたっているのにハラハラもドキドキもしない。ミステリーとうたっているのに謎もない緊迫感もない。これじゃ、火曜サスペンス劇...
何も15年に及ぶ父子の因縁ものにしなくても、ルークとロミーナの痛い恋愛ものにすればいいのに… 「ブルーバレンタイン」以来のライアン・ゴズリング&デレク・シアンフランス監督です。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』予告編いやあ、中盤までは良かったんですが、後半は失速気味ですね。何も15年に及ぶ父子の因縁ものにしなくても、ルーク(ライアン・ゴズリング...
いろいろ語られることによって名作となっていくのかも知れません 面白い映画ですし、結構楽しめるのですが、カラックス監督、いよいよ映画監督としては最終章に入りつつあるのでしょうか…。https://www.youtube.com/watch?v=MBSNQjO3q2sいろいろ語られることによって名作となっていくのかも知れません。が、し...
芸術を知ったとき、この監獄は牢獄となったってマジですか? 不覚にも何度か気を失ってしまいました。あながち体調がよくなかった(花粉症)だけとも言い難いような気もするのですが(笑)…。https://www.youtube.com/embed/AtM59aG7UA8昨年のベルリン金熊ということもあり、また内容も刑務所の囚人たちがシェークスピ...
男たちの優柔不断性と女たちの、何と言うべきでしょう? ホン・サンスって誰だっけ? と、にわかには思い出せませんでしたが、「女は男の未来だ」の監督だと分かり、これは見なくっちゃと、特集上映「ホン・サンス/恋愛についての4つの考察」から2本「ハハハ」と「よく知りもしないくせに」を見てきました。いやぁ、すごいですわ。徹底しています。というか、これがホン・サンス監督のスタ...
ヨーロッパ映画の自転車は、なぜこんなにも美しいのでしょう? 監督:クリスティアン・ペッツォルト(クリスティアン・ペツォールト)さほど強い印象は残らないかも知れません。ですが、間違いなく良い映画です。ベルリンの壁崩壊から四半世紀、単に東ドイツ時代の暗黒面だけを取り上げていない、こうした映画が生まれることに私は好感を持ちます。映画『東ベルリンから来た女』予告編そ...
3Dに現在、過去という時間軸を反映させ結果的に未来を感じさせる 新しい形の3D、3Dの可能性などと注目の映画です。https://www.youtube.com/embed/E2M63WCA5E4初めて見た3D「三銃士」では「書き割りだ!」と騒ぎ、「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち/ヴィム・ヴェンダース監督」では、美しい映像に...
最終審査に残った6人の映画をつくるために何人を追いかけたのでしょうか? 見たのは昨年なんですが、今もまだやっていますし、その時も一日数回上映していましたし、やはりバレエダンサーをめざす子どもや親をねらった興行なんでしょうか?確かに、随分客層が違っていました。あきらかにバレエダンサーをめざしているんだなと分かる子どもたちで平日にもかかわらず結構入って...
少年(ヤッセル・タリーブ)と祖母(シャーザード・フセイン)の自然な表情がとてもいい クルド人の少年と祖母が、戦地に赴き生死も分からない父親を探して900kmを旅をするという割りと単純なストーリーなんですが、かなりリアリティがあります。「過去40年間で150万人以上が行方不明となり、300の集団墓地から何十万もの身元不明遺体が発見されているイラク」という現実...
この映画、ひょっとして「フランス、革命へのメソッド」じゃないの? 見逃したのかなと思ってレンタルしてみたら、DVDスルーでした。記憶にないはずです。それにしてもセドリック・クラピッシュを劇場公開できませんか…。『フランス、幸せのメソッド』予告編セドリック・クラピッシュ監督らしい笑えるのに切なくなる映画です。イギリスが階級社会というのはよく聞く話ですが、フランス...
いやあ、何度見てもいいなあ。 えっ、こうだったっけ?などと、とても楽しめました! フランス映画はこうでなくっちゃといいたくなる映画です。それにしてもぼかしが気になって気になって。歩くと揺れながらついて動くところなど思わず笑ってしまいます。何とかして欲しいものです。実際に自分のことなら面倒くさくて我慢できないでしょうが、でも、やっぱり、こういうの、あこがれますね…。...
とても素晴らしい映画でした。それに、初めて韓国語の響きが美しいと感じました。 見てから随分経っていますが、とても素晴らしい映画でした。それに、初めて韓国語の響きが美しいと感じました。映画『ポエトリー アグネスの詩(うた)』予告編初老の女性ミジャを演じるユン・ジョンヒさんは、現在はフランスで暮らしている方で16年ぶりの映画出演とのことです。韓国語(朝鮮語?)は、北...
アルゼンチン映画(スペイン語圏映画って言うべきでした)って妙に波長が合います「グッド・ハーブ」「瞳の奥の秘密」「ルイーサ」など -fb連携がうまくいかない原因判明。タイトルが長すぎるのですね。元のタイトルには、「今夜、列車は走る」「娼婦と鯨」「僕と未来とブエノスアイレス」も入っていました。-時々「子どもの視点」で描いた映画といった...
一度見ただけではすべてを理解することはできず、かといって難解というわけでもなく、特別感動はないのだが、つまらないというわけでもなく、多分「断絶」も見るでしょう 一度見ただけではすべてを理解することはできません。かといって、難解というわけではありません。二重構造、いや三重構造(ひょっとして四重?)になっています。我々が見ている映画、その中で撮られていく映画、そ...
相変わらずの過剰なる園子温ワールドなのだが、この映画からその過剰さを取ったらいったい何が残るのだろう? [aal B00G8A94K8]染谷将太と二階堂ふみのヴェネチア最優秀新人俳優賞受賞は納得です。というより、この二人の演技を取ったら、いつも通りの過剰なる園子温ワールドしか残りません(笑)。https://www.youtube.c...
異性への渇望を宗教をかてに抑えてきた女性が、ある時その欲望に勝てなく、ついに禁欲を破り、異性と交わって満たされ、ああやっぱり女に男は必要なのねってこと? [aal B00863LO6C]昨年末、「大地を叩く女」とともに、井上監督とGRACEさんの舞台挨拶つきで見ました。舞台挨拶は、GRACEさんの出身が名古屋近辺ということで行われたらしく、観客...
これ、いいんじゃないでしょうか!ゆったりと流れる力強い70分。 とても丁寧に作ってありますし、画に迷いがなく、力があります。言葉ではなく、画が語ろうとしています。音の扱いも繊細です。昼と夜、行動時間が逆転している夫婦の物語、朝、男(川岡大次郎)が女(中村麻美)を送り出し、夜、女が男を送り出します。送り出した玄関先、ドア越しに、お互いに、それぞれが階段を降りて...