細かすぎて伝わらないと音が加福に言う濱口竜介監督、私個人としても評価は高く、大いに期待する監督のひとりですので批判という意味ではなく言えば、映画としては...
少ない台詞と抑制された演出で静かなるフェミニズム予想に反してとてもいい映画でした。
劇場で本編映画の前に流れる予告編をぼんやり見た印象と邦題「モロッコ、...
瞳に映る世界ではなく女性たちが今現在置かれている世界原題の「Never Rarely Sometimes Always」の意味がわかるシーンは圧巻です。...
すべてにおいて過不足なく完璧!横浜聡子監督、2016年の「俳優 亀岡拓次」以来です。長編ではその前が2008年の「ウルトラミラクルラブストーリー」ですか...
神は存在する 彼女の名はペトルーニャ、というマケドニア映画邦題は「ペトルーニャに祝福を」という優しいタイトルになっていますが、英題は「GOD EXIST...
ウィリアム・ニコルソン監督自身の両親追憶映画すごい映画ですし、面白いです。
老年夫婦の離婚話ですが、その離婚話自体が類似の映画とは随分かけ離れていますし...
映画から10年の今、老犬はいまだ死なず…を願う今年の2月に見た「羊飼いと風船」のペマ・ツェテン監督、2011年の作品です。その年の東京フィルメックスでグ...
昭和のドラマ、平成の価値観、令和の女性観ボクシング映画というよりもボクシングジム映画というべき、リング上の格闘よりもそこにいたるまでの(やや年齢のいった...
ソ連全体主義再現プロジェクトこの映画を一般的な面白い面白くないという範疇で語ってもあまり意味がないかもしれません。なにせ「DAU」というのは壮大なプロジ...
センスもよく、遊び心もあり、美しい楽しい映画でした。そしていい映画でした。
このところ押し付けがましいドラマばかり、特に日本映画なんですが、物語を説明的...
映画のつくりやカメラワークが洗練されている映画らしい映画です。プロの技みたいなものも感じます。
ペマ・ツェテン監督、初めて見ました。フィルメックスでは過...
ホロコースト サバイバーの医師と少女、そして男と女昨年2020年のアカデミー賞国際長編映画賞のショートリストに選出されたハンガリー映画です。結局ノミネー...
フェミニズム、PTSD、そしてヒッチコックすごいですね、この映画、まったく先が読めません。
で、終わってみれば、主人公ハンター(画像の女性)が「家」や「...
萩原慎一郎の歌集からのオリジナルストーリー萩原慎一郎さんの歌集『滑走路』をベースにしたオリジナルストーリーの映画です。
桑村さや香さんのシナリオがとても...
圧倒的な太賀、何はなくとも映画は俳優すごい映画ですね。
むちゃくちゃ集中させられます。ただ、映画館にいる間は、です。
生きちゃった / 監督:石井...
若き詩人、犬を連れた女、パーク、日曜日の朝「イサドラの子どもたち」公開記念ということでしょうか、ダミアン・マニヴェル監督の特集上映が行われています。
「...
優れたドキュメンタリーはドラマになる基本的にはセルフドキュメンタリーなんですが、他者であるキアーとザックのふたりにビン・リュー監督自身を投影することで監...
居場所を求めて2000km、少年と馬の放浪の旅劇場公開時に見ようかどうしようかと迷った映画です。
宣伝チラシの印象から少年と馬の交流を描いたほのぼの系の...
80年代ソ連の切ない青春物語と皮肉を込めた反権力半月ほど前に見た「WAVES ウェイブス」に対しては「初めから終わりまでべったりくっついた音楽がうるさい...
ラストはどちらに取るにしても衝撃的。怖さだけが残らなければいいが…ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督、ほぼ3年に1本というペースが守られてい...